2017年05月14日

適正な望遠鏡のサイズとは?



天体望遠鏡は口径が大きければ大きいほどよいとされている。しかし予算や使い勝手、持ち運びを考えると、果たしてどれくらいの大きさが良いのかとふと考えることがある。

私は8cm屈折と、28cmシュミカセ(C11)を持っている。大学時代に後先考えずにアホみたいにデカイC11を買ったものの、就職後は関東で転勤族となり実家で冬眠状態だった。バラせない鏡筒&フォーク式経緯台で30kgあるのだ。とてもじゃないけど、持っていく気にはなれなかった。

一方で8cmは関東に持って行ってた。小6の時にお年玉を貯めて買ったものを、現役バリバリで使っていたのだ。一般に入門機として8cm屈折がポピュラーだけど、やはりその扱いやすさは大型の望遠鏡に買い換えても変わらない。さすがにC11から8cmだといろいろとアレなものの、使用頻度からのコスパはかなり高い望遠鏡だ。

もちろん大口径にも手軽なものはある。ドブソニアンは軽いし、分解してコンパクトになるものもある。自動追尾や自動導入に対応したモデルもあるし、これはかなり使い勝手が良さそうだ。

一方で写真も撮れて、かつ転勤族仕様な望遠鏡となると!?
一時はこれを考え、8〜10cmの屈折EDを、経緯台 or ドイツ式赤道儀に乗せようと検討したこともある。でもC11を宝の持ち腐れにしてる上にさらに機材を買うのも気が引けて、結局買わずじまいだった。

いろんなサイズの口径があり、やはり大きいほど見え味は申し分ない。しかし使い勝手の面で一概に大きければいいとは限らないということを実感している。また口径が大きいほど低倍率が出しにくいので、広がりのある天体を見にくくなるデメリットもある。様々な生活環境やニーズがあり、それに伴った口径が一番よいのだろう。そんなこと初めから分かってる話かもしれないが、後に身を持って感じている。贅沢な悩みかもしれないが、それは横に置いておこう。

「最もよい望遠鏡とは、最もよく使う望遠鏡」

いや、これほんまにその通りです!!

(でも、C11は手放しません。笑。)
posted by ともや at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2017年05月07日

高野龍神スカイラインと龍神温泉



GWに高野龍神スカイラインを走ってきた。GWに休めるのは実に学生以来!3日だけやったけど、やはり休みな時に休めるのはありがたいと思った。( ̄ー ̄)bグッ!

高野龍神スカイラインと言えば、高野山から南にのびる延長42.7kmのスカイライン。道中には関西でもトップクラスの星見スポットである、鶴姫公園や護摩壇山(ごまさんスカイタワー)がある。どっちも学生の頃に星を見に行ったことがあったけど、あくまで星がメイン。今回は車を走らせることを目的に昼間に行ってきた。

ルートは橋本から高野山経由で高野龍神スカイラインを走り、目的地は龍神温泉。大阪から片道約4時間の走りごたえのあるコースだ。

目的地である龍神温泉は日本三美人の湯の1つらしい。そんな三美人なるもの自体初耳やけど、ほんまにツルツルな湯やったのには驚いた。龍神温泉は弘法大師が開いたらしい。そして徳川頼宣が藩費で宿を作り、別荘地として愛していたとか。その時の上御殿は国の登録有形文化財で現在も旅館として使われている。

そんな有名な所やのにあまり行ったことがないのは、場所が辺鄙すぎるからやろう。運転好きじゃないとなかなかあそこまで行く気にはなれへんやろうけど、こじんまりした雰囲気がまた良かった。

帰りは龍神から田辺に出て高速で帰ってきた。ドライブ目的はもちろん、護摩壇山に星見に行った時にちょっと足をのばすのもいいかもしれない。

龍神村の観光情報/公益社団法人 龍神観光協会




▼高野山大門


▼めっちゃ木デカイ。


▼標高高いし、桜がちょうど見頃。


▼鶴姫公園。関西有数の星見スポットでもある。


▼鶴姫公園展望台からのパノラマ。この展望台は360°パノラマで、空飛んでるような感覚になれる。




▼鶴姫公園は標高1,200mあり、桜がまだつぼみだった。




▼護摩壇山 ごまさんスカイタワー。




▼龍神温泉。


▼ここに入った。日帰り温泉。




▼上御殿。国の登録有形文化財で旅館。
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posted by ともや at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記