2010年07月19日

大人数の誘導の仕方

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ブログじゃなくてTwitterでもよいかと思ったけど、思う事があったので書いておく。結論のない文面ではあるが、そんなものがあるんやなー、程度に受け取ってもらえればありがたい。最近私がやっている観望会は、来客数がケタ違いなほど多いことがある。2、300人くらいでは、もう驚くこともなく、4千人近くと言うこともある。この人数をどうやってさばけばよいのだろうか?

私はこれまで様々な観望会をやってきた。学生なのでまだまだ経験は少ないものの、個人的に合計は推定1万人以上は対応していると思われる。数人程度の観望会から4千人弱まで、人数も様々だ。ただやっぱり1人1人の中身を充実させようと思えば、100人くらいまでが限度かな、と個人的に思う(もちろん観望会の形式や対象者によっても違うが)。

私はもともと大人数がいいとか、そんな考えはあまり持っていない。やってるうちに、自然と人数が増えていった経緯がある。やはり1人あたりの充実度を増やすために、人数制限しようと考えたことは何度もある。有料にして来客を減らそうとか、先着チケット制にしようとか。でも課題や反対意見もあり、実現には至っていない(混雑して安全面が確保できない場合は、この限りではないが)。

これほど大人数になれば、問題となるのはその誘導の仕方だ。去年の七夕のゆうべでは、プロの警備員が3名やったか配属された。彼らは普通の警備員ではなく、イベントなどの大人数の誘導の訓練を受けた、特殊な警備員らしい。観望会会場内の仕切りをうまく調整し、人の流れを調整していたらしい。もちろんそういった訓練を受けた特殊な方のため、普通の警備員よりお値段は高めらしい。他にもとある専門学校の学生も警備を担当した。その方たちもプロを目指す人のため、誘導などは訓練されているらしい。

ところが私から言わせれば、不満がいっぱいあった。確かにイベントとしては適正な誘導だったかもしれない。だけど回転率が良くない観望会では、沢山の人を流されても対応しきれない。おかげで一時、会場は心斎橋筋並に混雑し、三脚に蹴まずく客までいた。何がプロや!こっちの観望会スタッフの方が、よっぽど上出来や!と、イライラしたものだ。

同様の意見を持つ人も多数いたため、今年度は私が改善を提案し、実行する事になった。まずゲートの誘導には専門学校生と、観望会経験者のスタッフの両方を配置する事にした。これで双方の目から状況を判断できると思った。そして誘導スタッフにも、普通のイベントほど人数を流さないようにとお願いした。いずれにせよ観望会ばかりは、経験のない人だけで誘導させるのは無理があると判断したためだ。

そして今月初めに、七夕のゆうべが開催された。今年は残念ながら雨天で観望会は中止になったものの、ホールのロビーで代替えの展示が行われた。その場にプロはいなかったものの、誘導は専門学校生が行った。その時に思ったのが、誘導のうまさだ。去年とは違い、普通の誘導には、専門学校生の動きが全く違った。チームワークがいいと言うかなんと言うか。お客さんの動きを読み取った誘導と言うか、数少ない発言や動きだけで誘導していた。しかも全く私語をせず、各自うまく散らばって全然スタッフが固まらない。全くムダのない動きだった。こちらの観望会スタッフとは、似ても似つかぬものだった。

観望会スタッフの場合は、私も含め誘導にそこまで深く考えた事がない。説明や誘導するはずが、自然とスタッフが固まって雑談。お客さんの誘導をするべき人も、何人も固まって同時に誘導。休憩しているスタッフも、会場のド真ん中で雑談。1人1枚に配ればいいはずのビラも、何人同時に持っていることやら。
講演会をされたとある大学の先生も、理系ばかりが集まるイベントとはまた違うね。みんなうまいね。とおっしゃられ、専門学校生を褒めていた。

そこで私は思った。観望会スタッフは、私も含めそもそも誘導の仕方について何も分かってないのではないか?どこで誘導の仕方を勉強したのか?コーンを並べればよいと思っているのではないか?しかもそのコーンの並べ方自体、本当に分かっているのか?人が心理学的にどういった動きをするのか分かっているのか?本当の誘導とはどうであるべきなのか?結局何も分かっていないのではないか?始めてそういった問題に気付かされた。

もともと観望会スタッフは観望会をやるスタッフで、本来誘導する人ではないのもあるが。。でも現実にはほとんどの観望会で、観望会スタッフが誘導している。よくよく考えれば、普通のイベントでは警備スタッフがやってる。ところが警備スタッフは、観望会の警備・誘導が分からない。一方観望会スタッフは、誘導がその道の人ではない。そんなギャップのある背景があると思う。双方のよい点が、うまく融合できないだろうか?

少人数の観望会ではそこまで考えさせられることはない。良くはないけど、なんとかなる部分がある。だけど、短時間で1、2千人以上の大人数になれば、問題が明るみに出てしまう。もうちょっと誘導の仕方について、考え直すべきなのかもしれない。(かと言って、具体案がこれ以上思い浮かばない。と言うか私たちは何も分かってない。でも問題や改善するべきである事だけは分かっている。そんなオチ。)


上画像:
プロの警備員が配置した仕切り。この配置の仕方にポイントがあるらしいが、素人にはよく分からない。ぜひ、プロの技を盗みたいところだ。
posted by ともや at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望会
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