2009年07月12日

星を指し示す道具

夜空の星の説明するとき、指で指して「あれあれ」なんて言ってもなかなか分かってもらえない。都会で星が少ないならまだしも、山中で大量の星があるとなおさらだ。また10人以上の大人数を相手に説明する時は、たとえ都会でも難しいものがある。暗い空の下なら、強力な懐中電灯を使用すると、サーチライトのように伸びて星を指すことができる。一般的にはこの方法が知名度が高く、実際多く使用されている方法だろう。

ところが星を指す道具は、他にもいろいろある。
見やすさの面で言うならば、グリーンのレーザーポインターがある。これは通常のドットで光るポインターとは違い、光が星まで一直線に伸びる。これほど分かりやすいものはない。海外の天文雑誌では、普通に広告が載っている。ところが星まで届かそうと思えばかなり出力が必要になる。日本はレーザーの出力の規定が厳しく、星まで届かす出力は余裕でアウトになってしまう。

あくまで出力の目安は、
5mW:暗い夜空の下での利用。以前笠井からファインダー用に発売されていたことがある。
10mW:そこそこ暗い夜空の下や、満月の夜など。
20mW:住宅街など。
30mW以上:都心部や駅前など。


↓例えばこんなサイト。
http://www.world-musen.com/glp.htm

こんなことを書きながらあれだけど、日本では出力オーバーなので、使用してはいけない。もちろんこれほど出力が高いと目に入るとかなり危険。100mWで風船を割れるくらいの威力があるらしい。なのでレーザーポインターは便利だけど、使用は危険で見送りだ。もし使用する場合は、使用者を限定するなど、安全面の配慮が必要だ。

そこでおすすめで便利なのが、フォーカスコントロール機能付きの懐中電灯。「LED LENSER P17」というのがおすすめ。これは警察やレスキュー隊が使用するように作られた物で、だいぶ明るい。よく映画とかで肩に乗せて使っているライトだ。大阪市内でも使えるほどの明るさで、レーザーに比べるとかなり安全。もちろん直視は厳禁だけど、気楽に使いやすい。スポットビームでサーチライトのように一直線に光が伸びる様子は気持ちがいい。

日本でも結構流通しており、Amazonでも購入できる。値段は1万円前後だ。ただ1,000円程度で売っている懐中電灯に比べると、約10倍も値がはってしまう。でも頻繁に使ったり、街中での利用ならこちらの方が断然いいだろう。暗い空の下での利用なら、さらに威力を発揮する。実際に西はりま天文台では、現在観望会でこれを使用しており、これを勧めてもらった。ご参考までに。

▼説明はこんな感じ。
http://www.marue.com/goods/3717/


posted by ともや at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材
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