2009年06月24日

手動赤道儀の実力

中学校で赤道儀を買うお金のない時に、とある望遠鏡ショップオリジナルの手動赤道儀を購入した。これは10秒に1回手でネジを回し、追尾するというものだ。手動と言いながらも1万円くらいした。だけど実際は1回使ったのみで、かなり下手な買い物だったと後悔したのを覚えている。

その時のフィルムもデジタル化したので公開する。1枚目はネジの回し方を間違ってたので、追尾速度が早くて星が流れている。これを見たら分かるけど、星がブレてガタガタになっている。10秒に1回触っているので、多少ブレるのは仕方ない。だけど標準レンズでここまでガタガタになるとは...。三脚も一般的な強度だし、ネジもブレないように慎重に回した。それでこれだから、初心者の初心者用と言えるだろう。

2枚目は追尾に成功しているものだ。極軸望遠鏡は穴の開いたパイプの中に北極星を導入する。もちろん等倍で、なんとなく程度。まぁこれはこんなものだろう。追尾に成功しているのを見ると、まあまあ、こんなもんかな。メーカーは5〜10分露出くらいいけると書いてるので、もうちょっと上をいけそうだ。もちろんだいぶ拡大をすると点像にはなっていないが、まだ許せる範囲だ。だけど最近の一眼デジカメは感度やノイズがかなり良くなってるし、30秒露出くらいでもこれ以上のを撮影できそうだ。

結論:やっぱり赤道儀での撮影は、モーターで自動追尾するものだと思う。
手動でやる楽しさはあるが、1回やったら満腹だ。(ーー;) by 持論。


日時:2002/8/15
場所:みさと天文台
フィルム:コダック エクタクローム320T



▼10h50m〜? f=50mm。 追尾失敗。いて座付近。
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▼3h23m〜4m f=24mm。追尾成功。夏の大三角。フィルムをデジタル化すると、どうもよくない場合がある。縦に筋が入ってる。
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▼4h29m〜5m f=24mm。手動で回し続けるのは疲れる。明け方には固定撮影。フードが邪魔。
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2009年06月18日

2002年の部分日食

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2002年の部分日食のフィルムを、キタムラでCD-ROM化してもらった。最近値段も下がってるし、以前の保存したいネガはどんどんデジタル化しようかと思っている。日食の写真はポジフィルムだったので、意外と高くついてしまった。ポジの場合CDの基本料金は530円で、後は1枚毎にプラス84円だ。画質は600万画素相当らしい。ネガの場合は1本につき380円、150万画素相当らしい。(カメラのキタムラ、2009.06現在)

当時は中2くらいで、学校に行くまでの間を撮ったと思う。かけ始めから最大食までで、その後かけ終わりの後半がポッカリ抜けている。なんでやろ?と思ったけど、たぶん学校の時間やから撤収したような記憶がある。当日は曇り空で、雲の上や晴れ間をぬって撮影していた。ヘタクソですよ〜というコメントは、スルーして欲しい。Σ( ̄□ ̄;) この写真見直しても、適正露出時間が今一よく分からない。中2から腕が全く上がってないかもなぁ。笑。

それで来月の日食はどうやって撮ろうかまだ考えてない。C11で大陽なんか撮られへんし、たぶんまたこの当時と同じシステムで撮ると思う。取りあえずバーダープラネタリウムのアストロソーラーシートを注文しといた。カメラはいい加減デジタルで撮りたいけど...。

日時:2002/06/11
場所:自宅(大阪府高石市)
フィルム:コダックエクタクローム64

ビクセン屈折D=80mm,f=910mm直焦点撮影
ケンコー PRO ND8 2個、ND400
全部トリミング


▼かけ始め。かなり雲がかかっている。
7h00m〜1/500s
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▼7h12m〜1/250s
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▼7h25m〜1/1000s
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▼7h35m〜1/1000s。最大食1分前。
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2009年01月07日

土星の環が消えて行く〜

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今年8月11日に、土星の環が消える。1994年以来15年ぶりの出来事。これは土星の環が地球から見てちょうど横方向になるので、見かけ上見えなくなってしまう。土星の環は大きいのに、厚さはなんと数十m〜数百mくらいしかないことが最近の研究で分かって来たらしい。完全に真横になると、地球からはどんなに大きい望遠鏡で見ても見れなくなってしまうとか。

それでさっき自宅から土星を撮影した。望遠鏡を出した瞬間曇って来たけど、なんとか撮影した。あいかわらずL画像でカラーじゃないけど。RGB撮るのんやっぱり面倒くさい。しかも別々に撮ったら経緯台でDrizzle効けへんし。カラーのWebカメラでも買おかなぁ。

まぁ土星の環が消えつつあるということだけ、この写真で分かってもらえればそれでよし。土星と言うより、つくねや団子に見える。それにしても環がなくなる土星を見るのは初めてだ。ちょっと楽しみ。滅多にない貴重な経験だけど、やっぱり土星は環がないとおもしろくない。しかも今年はゲリラ観望会で土星を見せてもインパクトがないのでは。「環のない土星が見れますよ〜。貴重ですよ〜。串刺し団子が見れますよ〜。」とか言っても、やっぱり普通は環を見たいだろう。何か一工夫しないと。


▼こっちが去年の4月の土星
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2008年11月25日

ケータイで撮った月

2年前の話だけど、1回生の時の夏合宿で撮った月の写真をアップする。これは全てケータイの写メでコリメート撮影した写真だ。望遠鏡はタカハシの12cmくらいのだったと思うけど、あまりよく覚えてない。今のケータイに比べると画素数が低いので、現在のデータとして使えるかは分からない。やはり機種ごとに写りの違いがある。キレイに撮れるケータイはキレイだけど、あまりよくないケータイは何回撮ってもよくない。一概に画素数が高ければよいということでもないようだ。


▼au W41CA(207万画素)
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▼au W31SA(133万画素)
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▼vodafone V601SH(202万画素)
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▼vodafone V401SH(100万画素)
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▼vodafon 802N(124万画素)
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2008年11月16日

しし座流星群の写真

2001年のしし座流星群のネガを、カメラ屋でCD-ROM化した。ネガ1本で650円だった。当時中2だったのでそんなにキレイな写真が撮れてるわけではないけど、大出現だっただけに短時間露出でも結構流星が写っている。その内の何枚かをブログに載せた。少しノイズやざらつきがどうしても目立っている。

全30枚は下記のURLにアップしている。
・2001年しし座流星群 - Star Stars
http://starxstars.web.fc2.com/leonids01_pic.html


・撮影データ
日時:2001年11月19日
場所:かわべ天文公園(和歌山)
カメラ:Nikon F2
レンズ:28mm
フィルム:Konika ズームマスター センチュリア800


▼2:59〜3分露出。
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▼3:14〜3分。
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▼3:18〜2分。流星痕入り。
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▼3:36〜2分。
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▼3:48〜3分。
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▼4:22〜3分。冬の天の川も写っている。
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▼4:34〜2分。
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2008年10月07日

Drizzleを設定し忘れたM42

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この前撮影したM42の写真がどうも微妙な気がする。なんかズレてる。追尾はうまくいってたはずなんだけど....と思っていたら、Drizzleを設定するのを忘れてた。つまり、経緯台式で撮ってるから、回転写野が補正されてないということ。

一応中央のトラペジウムはズレないように設定してたので、そこは合っている。だけどトラペジウムを中心に、星全体が回転している。露出が40秒×10枚なので、400秒の間にこれだけの回転写野が起きてることになる。なんで撮影してる時に気づかなかったんだ....と後悔、後悔。

いつまで経っても天体写真が上達しない。うまくならないかなぁ。失敗の連続ばかりして、上達するしかないのかなぁ。次こそは!と毎回のように思ってしまう。ううっ、ガソリン代が....。

次は設定し忘れのないように、もっといい写真を目指してガンバロ〜!!


★撮影データ
オリオン大星雲(M42)の中心部@奈良県神野山
セレストロンCPC1100GPS + レデューサー×0.63 + ミードDSI PRO
40秒×10枚コンポジット L画像 08.10.05
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2008年09月19日

経緯台式で天体写真

私の望遠鏡のセレストロンCPC1100GPSは、経緯台式の架台だ。赤道儀と違い、経緯台は回転写野を補正できない。なので長時間露出には向かない。接眼部に回転させるものを付け、計3つのモーターを動かせばなんとかなるけど、かなり面倒くさい。それにセレストロンからそういう純正オプションが出ていない。

赤道儀ウェッジを付けて望遠鏡を斜めにすれば、フォーク式赤道儀として使う事が出来る。ただ日本では赤道儀ウェッジをおおやけには出してないけど、入手することは可能らしい。でもC11と架台のセットで30kgもあるものを、斜めの上に載せて1人で固定できるとは思えない。三脚の上に載せるだけでもいっぱい、いっぱいだ。

でも、この回転写野をソフト側で補正することができる。ミードのDSIを制御するDSI Imagingには、Drizzleという機能が付いている。これはハッブル宇宙望遠鏡用に開発した機能らしい。使い方は、視野に写っている2つの星を指定する。すると回転写野をソフト側で自動補正してくれる。回転写野だけでなく、ガイドミスにも対応できる。これで経緯台でも長時間露出が可能になる。

でもこの機能は意外と知らない方が多い。神野山のベテランの方でも、私の望遠鏡で写真を撮影しているのを見て「経緯台じゃ撮れないじゃないですか?」と聞いてこられる方が多い。めずらしい機能だけに、興味を持たれる方が多い。

ただDrizzleの付いてるソフトならいいけど、やはり経緯台は回転写野に対応していないデジタル一眼とかが使えない。神野山でもKissとかを使っている人が多いけど、私はみんなとちょっと違った撮影をしているかもしれない。もともとCPC1100GPSは撮影がメインの望遠鏡ではないので、この部分はある程度割り切って使っている。

ミードやセレストロンは経緯台の望遠鏡が主流なので、もっと経緯台に対応したDrizzle付きのソフトを開発して欲しいと個人的に思う。特にKissとオートガイダーを同時に制御できるソフトが最近趣味人(シュミット)から出たようだけど、あんな感じでオリジナルのDrizzle対応ソフトとかはでないだろうか。経緯台でデジタル一眼が使える!という時代が来て欲しい。少なからず、望んでいる人はいると思う。
posted by ともや at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 天体写真