2010年05月09日

星空観望会 in 空中庭園

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5月8日に、梅田スカイビル空中庭園展望台にて行われた「星空観望会 in 空中庭園」に協力してきた。今まで漠然とあそこで観望会をやりたいなぁ、と思ってたけど、学生団体が交渉するには敷居が高すぎるので断念していた。それがいろいろな経緯で、梅田スカイビルが主催で開催される事になり、協力と言う形で実現する事になった。かなり嬉しかった。

この観望会を知ったのは、天文同好会サミット2010。ここである方から空中庭園で観望会をする事を知った。それでご縁があって、いくやくの星空から協力させて頂くことになった。もうすでに観望会の話は固まっていたようで、望遠鏡は出さずに手ぶらで行く予定だった。ところが大口径がないと言う事で、開催3日前に急遽C11を出す事になった。

今回の観望会は始めてで、試験開催だった。なので公に宣伝はされず、とりあえず来場しているお客さんが対象だった。大阪でも、六本木ヒルズの観望会に匹敵するくらいの観望会になるだろうか!?

観望会のプログラムは、まず40階の空中庭園の屋内にて星のお話があった。広い空間の一角に椅子を並べ、カフェのような雰囲気だった。館内放送にて、先着30名の参加者募集が行われた。

その後、展望台にて観望会が行われた。空中庭園展望台は地上173mだ(東京タワーの大展望台は150m)。地上を見ると地上の星があり、空を見上げると夜空の星が輝いている。展望台はライトが全部ブラックライトで、地面には無数の蓄光石が散りばめられている。幻想的な空間が広がり、観望会の邪魔になる灯りがない。星を見る雰囲気にはバッチリの観望会スポットだ。梅田と言っても直接的な灯りがないので、星空案内用の懐中電灯も一直線に光が伸びた。

観望会自体は無料だけど、展望台の入場は有料だ。いつもの観望会は、見せて欲しいと自分から寄って来る人もいれば、警戒しながら望遠鏡を覗く人も多い。どこの誰がやってるのか、お金を取られるか分からないから仕方ない事だろう。でも有料ゾーンの中でやると、警戒する人はほとんどいなかった。なのでかなりやりやすかった。

また機会があれば、ぜひ協力させて頂きたいと思う。


▼空中庭園展望台
http://www.kuchu-teien.com/observatory/

梅田で星なんか見えるの?という質問は、以前のブログを参照して欲しい。
http://star-story.at.webry.info/201001/article_4.html


▼星のお話
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▼観望会の様子
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▼観望会の様子。フラッシュオフ。夜景とブラックライト。
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▼空中庭園からの梅田の景色。
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posted by ともや at 17:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 観望会

2010年04月19日

天文同好会サミット2010

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4月17、18日に、国立天文台三鷹キャンパスで行われた「天文同好会サミット2010」に参加してきた。私は1日目のみの参加で、いくやくの星空からポスター発表も行った。北海道から沖縄まで、全国の70以上の団体が、総勢約200人集まった。学生のみで行われている天文冬の陣を上回る規模で、大変有意義なイベントだった。わざわざ東京まで行っただけの価値は十二分にあったと思う。

プログラムなどの詳細はHPをご覧頂きたい。
http://www.astronomy2009.jp/ja/project/dokokai/index2010.html

世界天文年のグランドフィナーレは神戸で行われ、関西の天文同好会が中心となって観望会が行われた。ただこれは冬の陣でも共通することだけど、その地域の人が多く参加する傾向がどうしてもあり、今回も関東の人が大半だった。グランドフィナーレに参加された方々はほとんど参加されておらず、大半が関東の初対面の方ばかりだった。だけど天文冬の陣で知った顔も数人いて、あっ、どーも、どーもだった。

それでも大阪からは3名の方が参加されていた。名刺交換をしたので、これから協力関係を気づいていきたいと思う。今回のサミットでいろいろと面白い観望会の提案なども聞けたので、かなり有意義だった。

このサミットのデスカッションで大きく話題に上がったのが、世界天文年日本委員会が解散してから、誰がその後を継いでいくかという事だ。日本では国立天文台に本部があるけど、海外ではアマチュアが中心になってやってる国もあるらしい。国立天文台としては、上から観望会をやれやれと言っても、人は動かないと言う一方で、今回の開催も国立天文台がやらないと開催に至らなかった、と言う難しい問題。賛否両論いろいろな意見が出て、結局意見はまとまらなかった。

懇親会では様々な方と名刺交換ができて、いろいろなお話を聞くことができた。海部さんからは、「私はゲリラ観望会大好きです」とおっしゃって頂いた。今後もこのようなイベントが開催されるか分からないけど、今後もぜひ参加したいと思う。

▼Togetter - まとめ「天文同好会サミット2010」
http://togetter.com/li/15244


▼海部さんのプレゼン
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▼世界天文年の報告
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▼「日本天文連絡協議会(仮称)」組織イメージ
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▼知る人ぞ知る、いろいろとある、東亜天文学会のパネルディスカッション
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▼自分たちのポスター発表
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▼ポスター会場
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▼やみくも天文同好会のポスター発表
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▼懇親会
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▼スコープタウンのオジリナル天体望遠鏡。値段は7,980円。小学生対象に工夫されて作られていて、いろいろと質問してしまった。
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▼懇親会中に入れ替えで観望会。50cmで雲の隙間からなんとか土星が見えた。
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▼自由配布コーナー。我々のビラも配布した。
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▼メキシコで1178台の望遠鏡で同時観望会を行い、ギネス記録を取ったらしい。数字的に日本が塗り替えられるのは可能らしいので、頑張りましょう!と熱く語る渡部さん。
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posted by ともや at 03:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 観望会

2010年03月30日

第二回まちかど星空観望会ワークショップ

3月27日に『第二回まちかど星空観望会ワークショップ』が開催された。ずばり、いくやくの星空が共催した。と言うか許可や予約も全部やった。主催は星空公団。場所は大阪市立中央青年センター,及び大阪城公園(JR大阪城公園駅前)。ゲリラ観望会を座学と実践(観望会)の両方から学ぼうという、画期的なワークショップだ。

このようなワークショップが行われたのは今まで始めて。第一回目は2月末に東京で行われた。で2回目は大阪で、我々が共催でやる事になった。詳細はこちらのHPを見て欲しい。AstroArtsのHPでもある。

宣伝は我々の各HP、天文教育普及研究ML、天文同好会ML、AstroArtsのHP、その他いろいろなMLで宣伝したものの、東京ほど思うように申込者は少なかった。広島での日本天文学会とも日程が重なっているし、密かに期待していた兵庫の星のソムリエとも観望会の日程が被っていてた。実際参加メンバーの中にも、学会帰りの方が何人かいた。

結局思うほどの参加者は集まらなかったものの、大変有意義なワークショップだった。参加団体は星空公団、いくやくの星空、黄華堂(京都)、T-Walkers(名古屋)、個人で星のソムリエの方々だった。

今回のワークショップで気になったのが星のソムリエの存在だ。以前からチラッと話を聞いた事はあったけど、資格は取っても活動の場がなかなかない人が多いという話だ。観望会はいくら口で説明しても体験しないと分からない事が多いので、未経験の人たちにワークショップの意義は大きいと思う。

とは言え当日は曇で月がボヤーと見える程度。一応望遠鏡は設置したものの、結局お客さんに見てもらう事はできなかった。でも話かけてくるお客さんもいて、だいたいどんな雰囲気なのかは感じてもらえたかなと思う。次回も同じような機会があれば、全く未経験の人にこそワークショップに参加して欲しいと思う。

その後は懇親会があった。さすがに人数は減ったものの、この場でも観望会の話が多かった。とある国立天文台の方もいて、いろいろとお話できて良かった。世界天文年が終了し、日本委員会も3月で解散するらしい。その後、どれだけこう言った観望会が継続できるかどうかは、こういった活動の存在も大きいと思う。


▼行こう、開こう、学ぼう「まちかど観望会」 - アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/03/17street-star-party/index-j.shtml

▼第二回まちかど星空観望会ワークショップ - いくやくの星空
http://star-stars.rgr.jp/ikuyaku/event.html



▼各団体の活動紹介の様子。
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▼JR大阪城公園駅前での観望会。
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2010年01月12日

駅前で星なんか見えるん??

今までもそれとなく書いてきたこのネタ。都会や駅前でほんまに星なんか見えるんかいな。って話。あまりにも多い質問なので、ここらでちゃんとした記事にまとめようと思う。今でこそ、こうやってゲリラ観望会を行っているけど、実は私も始めは半信半疑だった。駅前で観望会なんてありえないと思っていた。

話は遡ること1年半ほど前。第1回七夕のゆうべ in 四天王寺だ。天文好きの実行委員の1人が、このイベントで天体観望会をやりたいと企画したらしい。ところが四天王寺は大阪市の天王寺区にある。天王寺駅と上本町駅の真ん中にあり、都会のど真ん中もいい所だ。実行委員はいろいろな天文台に観望会の依頼をしたらしい。ところが万人規模の大規模も重なって、どこの天文台や同好会にも断られたらしい。そこで範囲を拡大し、OKを貰えたのがようやく兵庫県立西はりま天文台。

そして西はりま天文台の友の会のMLを通して、お手伝い募集の案内が回った。そうして実行した第1回目だった。しかし、さすがにどこの天文台も断った観望会。あまりにも無謀すぎると言うのが、率直な感想だった。本当に星なんか見えるのか?万人規模のイベントで、観望会なんてあり得るのか?コンセプトは悪くないから引き受けたが、引き受けたのもちょっと後悔ぎみ?と天文台のIさんも言ってたほどだった。

そうして始まった観望会。実際に木星を導入してみると、、、思ったよりは見えた。これなら大丈夫かなと。そしてお客さんが入ってきた。みんな木星を見て大興奮。「縞模様が見える!」普段我々が当たり前と思っているような事を、率直に感動してもらえる事に、逆にこちらが感動した。わざわざ天文台に足を運ぶお客さんとは、リアクションが違った。それが街角でする一番の面白さだと、私は言い続けている。この時の観望会は、何の為に心配していたのか分からないほど大成功を収めた。これが私たちが現在活動を始めるキッカケになった。

天文施設に足を運ぶ方は、もともと天文に興味がある方が多い。だから天体の基礎知識のある方が多い(あくまで傾向的な話)。なので、木星の縞模様がどんな感じで見えるのか。何本見え、うねり具合も見れるのか。土星の輪がどんな風に見えるのか。カッシーニの間隙も見れるのか。そういった視点で天体を見る。それは我々天文ファンも同じだろう。ところが一般の方は、天体の基礎知識のない方がほとんどだ。ガリレオ衛星なんか知らない人がほとんどだ。なのでどう見えるかより、存在を確認しただけで大満足されるのだ。

もちろん都会のシーイングは最悪だ。標高の高い良い環境で星を見てる我々からすれば、駅前なんて像がユラユラだ。まさに池の中の鯉を見ているような状態。でも、ユラユラしてても月のクレーターや木星の縞模様、ガリレオ衛星、土星の輪は問題なく見れる。そこが大きなポイントだ。とりあえず見れたらいいんだYO!!と言うのが結論だと思う。それくらい、一般の方は感動してもらえる。そこが面白いし楽しい。

余談だけど、星雲・星団のような淡くて暗い天体は、もちろん駅前では見えない。M45、35、37、アルビレオなんかは駅前でも見れるけど。もちろんインパクトは下がる。でも一般の方や初心者は、あまり星雲・星団には感動しない傾向がある。何これ?みたいな。それは暗い空でもだいたい同じ。観望会の経験者なら分かるだろう。なのでゲリラ観望会で、わざわざ見にくい星雲・星団を導入する事はほとんどない。

天文ファンでも、一度は駅前での天体を見て欲しいと思う。いい意味で期待を裏切ってくれる。一般人から見て、敷居が高いと思われがちな天文。田舎に行ったら星がよく見えるのは当たり前の話。そうではなく、身近の普段気づかない環境でも星が見れる。そのギャップがあるし、それが実は天文は身近なものなんだなと気づいてもらえる。光害にも関心をもってもらえる。私は田舎で観望会するのと駅前で観望会をするのでは、訴えるものが変わってくるように思う。要するに、駅前と天文台では、客層やコンセプトに住み分けが出来ていると思う。もっと都会で観望会をする文化が広まったらいいのになと思う。


都会で星空ウォッチング (Nature guide)
小学館
八板 康麿

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posted by ともや at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望会

2009年04月20日

ゲリラ観望会を語って来た

昨日久しぶりに東亜天文学会 大阪支部例会@大阪市立科学館に行ってきた。そこでいくやくの星空のゲリラ観望会について語って来た。プレゼンではなく、宣伝用チラシ1枚でフリートークした。新しくておもしろい活動だと、思ったより反応も上々だった。私の話より質疑応答の時間の方が長く、全部で30分弱ほどだった。

質疑応答の内容は、やはり場所の使用許可の話なども出た。他にも宣伝の仕方についてなど、予想していたより質問がかなり多かった。駅前だけにどんな客が来るか分からず、酔っぱらいなどに最悪機材を壊される可能性もある。それの対策の方法についても話題になった。そしてみなさんの観望会のいろんな体験談なども聞かせてもらった。観望会と言えども、いろんなパターンや方法があるなと勉強になった。

まだまだ試行錯誤中なので、それほどしっかりとした解答が出来た訳ではない。だけど他に大阪でやってるグループがないだけに、新鮮に思ってもらえたようだ。ゲリラ観望会のマニュアル化にも期待とのことなので、これから更に経験を積んで形にしていきたいと思う。
posted by ともや at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望会

2009年04月05日

世界一周観望会は雨天

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4月2〜5日は「世界中で宇宙を観ようよ100時間(原題:100 Hours of Astronomy)」。そしてその内4月4日は「世界一周観望会」だ。これは世界天文年の世界企画の主要企画で、国際的に観望会が行われる。これを見逃すまいと、いくやくの星空もゲリラ観望会を企画し、日本・国際サイト共に登録した。が!雨、雨、雨。しかも全国的に雨。世界一周観望会、日本はほとんど全滅だ。

場所は大阪城公園。お花見と天体観望というロマンチックな組み合わせで期待してたのに・・・。シーズンだけに多くの来客が見込めたのに・・・。天候に左右される趣味と分かっていながら、今回の期待外れの衝撃は大きい。

さすがに国際的なイベントだけあるのか、マスコミでもちょこちょこ取り上げられてた。又聞きだけど、いくやくの星空の観望会も、前日にABCラジオで放送されてたらしい。私の所には何の連絡もなかったけど。もしかしたら知らないだけで、他でも報道・広報されてるかもしれない。


▼観測、世界一周リレー ガリレオ望遠鏡400年 - asahi.com
http://www.asahi.com/science/update/0403/TKY200904030037.html


▼雨天で中止だったけど、参加証明書。
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posted by ともや at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望会

2009年02月10日

2千円もったいね〜

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昨日9日は、本当は近鉄八尾駅前でゲリラ観望会を行う予定だった。警察に道路使用許可をもらい、準備万全だったのにあいにくの雨天。前の日まで快晴続きだったのに・・・。道路使用許可の印紙代って2,000円もする。高すぎる。なぜそんなに必要なのか。そりゃ無許可でビラも配りたくなるよ〜と言いたいところだけど、我々は名前を上げている以上はちょっとそれはムリっぽい。

日本の晴天率は30〜40%だから、その日曇る確率は単純に3分の2。やっぱり1日だけの申請にしてたのは間違いだった。次回から何日か余裕を持たせて申請しよう。お客さんの感動のために、めげずにガンバロウ!!
posted by ともや at 02:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 観望会