2008年05月21日

自動導入と手動導入

望遠鏡の自動導入は本当に便利だ。一度設定さえしておけば、あとはコントローラーをちょっと触ったら自動的に天体を導入してくれる。今までは星図とにらめっこして導入していたけど、今はそんな苦労はなくなった。一度覚えた天体はすぐに導入できるようになるけど、暗いメシエ天体などをいくつも記憶するのはなかなか難しい。もちろん大多数を覚えている方もいるけど、なかなか私の頭ではそういう訳にはいかない。

手動導入に飽きた私は迷う事無く自動導入を購入した。するとやはり便利だ。1時間の間にいくつメシエ天体を見れることやら。みんなで回し見しながらでも、10数個くらい見ることができる。お手軽に見る事ができてハッピー、ハッピーだ。それに住宅街の星が見えにくい場所でもメシエ天体を導入することができる。

でも最近は妙に手動導入が恋しくなってきた。あの手動で導入できたときの喜びというものを最近味わっていないような気がする。面倒くさい分、あの喜びは大きい。と言いながらも手動をしていたらまた自動導入が恋しくなるのは目に見えているけど...。

やっぱり始めは手動で、最後は手動で終わるのかも。または国際光器のスパーナビゲーターとか。でも、なんだかんだ言っても今はやっぱり自動導入が一番便利で欲しい機能だ!
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2008年05月18日

アメリカ製の望遠鏡

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望遠鏡メーカーは日本だけでなく、海外メーカーのものも多く販売されている。アメリカのミードやセレストロンなどの望遠鏡は日本製に比べると安く、また違った路線の望遠鏡も多く扱っている。そんな日本とアメリカの望遠鏡を見てみたいと思う。

日本はビクセンやタカハシなど多くのメーカーがあるけど、その多くがドイツ式赤道儀である。また屈折式の方が反射式よりも種類が多い傾向にある。一方海外メーカー、特に主流のミードとセレストロンは、経緯台式の架台でシュミットカセグレン式が多い。この2社は今発売している望遠鏡には、全て自動導入が標準装備になっている。またGPSを搭載してデータを自動受信するなど、日本のメーカーにはない機能が付いている。

最近はコンピューター制御が発達してきて、2軸を動かさないといけない経緯台式でも追尾が可能になっている。またそれによって発生する回転写野も、ソフトで処理できるものもある。デジタルのおかげで時代はかなり進歩している。一見すると、昔ながらのドイツ式が多い日本のメーカーに比べ、アメリカの方が発達しているように感じる。また値段の安さも財布にやさしいのでありがたい。

ところが、望遠鏡だけでなく一般的な製品でもアメリカ製よりも日本製の方がすぐれていることが多い。日本製というのは本当によくできている。なので外国製のものは、んん・・・と思うこともよくある。こういったことも踏まえた上でセレストロンのCPC1100XLT望遠鏡を買ったのだけど、やはり購入するとアメリカらしい部分が沢山ある。

私の場合、ファインダーの取り付け部分の塗装が変になっていて、ボコボコになっていた。日本製ならチェックではね除けられているだろう。またファインダーを取り付けるネジが全く違うものが入っていて新たに発注してもらった。また、鏡筒と架台が分離できないので、C11ともなると30kgという重さになってしまう。当たり前だけど移動がとてつもなく大変だ。ところが鏡筒自体の重さは12kgしかない。日本製なら取り外しが可能など、もう少し考えてくれるのではないだろうか。

そして自動導入の性能だけど、私の望遠鏡の場合はかなりムラがある。アライメントをしてもちゃんと追尾・導入する時としない時がある。結局ちゃんと動かすために、3回くらい再起動させてアライメントをし直すというハメになることがある。でもちゃんと動く時もあるので故障ではないらしい。そのムラが、私の望遠鏡の性能らしい。また追尾も視野の中に入っているもののふらつきがかなり激しい。CCDで撮影するならまだしも、一眼レフで長時間撮影するのは難しいだろう。

もちろんきちんと合った時の性能はすばらしい。350倍でも1時間視野に入って居続けるくらい高精度な追尾もする。一方で、350倍では20秒ほどで視野から外れるほどの追尾しかしない時もある。本当にモーター回っているのか?と思うほどだ。これらのムラがかなり激しい。私のアライメントの仕方が悪いのかと思ったけど、何度もやっている内にそうでもないことがハッキリしてきた。

望遠鏡専門店の方にも聞いたけど、どうやらアメリカ製とはそういったものらしい。買う前から日本製の方がいいとは聞いていたが、どうやらそういう面もあるということを体感している。私の望遠鏡に赤道儀ウェッジを付けて赤道儀化しても、ビクセンのGPよりも精度は下らしい。んん・・・。

一方で、C11自体の見え味はかなりいい。この鏡筒シリーズがポピュラーだけに、文句がないほどよく見える。それに比べ、追尾や自動導入の精度は・・・、と思ったりもする。そうは言ってもアメリカ製は日本製に比べると格安で買えるし、それを考えるとまぁそんなものかと思ったりもする。日本のメーカーはC11を乗せれる赤道儀というとかなり高額になる。C11鏡筒単品の値段は約40万円だけど、全部セットになっているCPCシリーズは約50万円だ。つまり10万円ほどで三脚とGPS付きの自動導入の架台も付いて来ることになる。これはかなりお買い特だ。実際このモデルは最近とてもよく売れているそうだ。精度よく動いてくれるときは追尾も導入も高精度だし、結構いい望遠鏡だと思う。

でもミードやセレストロンはあくまで観望が中心で、撮影がメインの人には初めからタカハシなどを進めるらしい。と望遠鏡の店員が言っていた。なので性能が悪いのが嫌な人や写真をちゃんと撮りたい人には、アライメントが面倒くさくても日本のメーカーが無難だろう。と言っても今はあの望遠鏡を気に入ってるので、末永く使い続けようと思っている。でも遠い将来にはタカハシなどの赤道儀に乗せ変えるかも・・・しれない。
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2008年03月12日

ボーグの初心者望遠鏡

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以前にも書いたことがあるが、私の所属する天文研究会には赤道儀式の架台しかない。そのため経緯台式以前に架台という言葉すら知らない人がいる話だ。とてもいい機材が揃っているが、初心者用の望遠鏡がないのだ。ほとんどが初心者という現状に、これではなかなか上達しない。

初心者にいきなり赤道儀で星雲・星団を入れろと言われても、なかなかできることではない。月や惑星でもままならないくらいだ。西はりま天文台ではボーグの8cm望遠鏡を宿泊者に貸し出ししている。今回の春合宿ではこれをたくさん借りてみんなに使ってもらった

これは私がアルバイト中に操作指導をしているので、使い方はお手の物だ。バイトのときと同じようにみんなに使い方を教え、実際に星を見てもらった。あれだけ望遠鏡の使い方に手こずっていたみんなが、星雲・星団まで次々と入れて行ったのだ。これにはちょっとビックリした。やっぱり入門機の望遠鏡って上級機に比べるとそこまで見えないものの、「使いやすい」という点はかなり上を行ってると思う。

ところでこの望遠鏡はボーグの77SWIIセットDXで、アストロアーツでも販売している。西はりまのものは西はりま仕様なので倍率を少し下げている。これは67,800円で、重量もわずか4,4kgしかない。8cmのわりにとてもコンパクトで持ち運びにもすぐれている。レンズはアクロマートだけど、そのわりにはとてもシャープに見える。

お手軽で、よく見えるとてもよい入門機だと思う。そして一番の利点は使いやすく、コンパクトな分取り回しが簡単だ。クランプを締めた後の微調整もとてもやりやすいし、倍率をすぐに変えれるターレット接眼部もとても便利だ。部のみんなも使いやすいとかなり気に入ったようだ。

私の初めの1台はビクセンの8cmだったが、それよりも使い勝手は上を行っていると思う。初心者望遠鏡を検討中の方は、ぜひ候補に入れてみてはどうだろうか。また、西はりま天文台に宿泊される方は、貸し出し無料なのでぜひ借りて使われることをオススメしたい。

・アストロアーツ オンラインショッピング「BORG77SWIIセットDX」
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/tel-borg77/index-j.shtml

画像:ボーグHPより引用
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2007年09月19日

100円の手作り望遠鏡

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天文台でバイト中にお客さんから手作り望遠鏡などをいただいた。ところがこれ、ビックリすることに100円ショップのD社で売っている100円の望遠鏡なのだ。しかもケプラー式とガリレオ式の2種類も作れる代物だ。一部のD社でしか置いてないらしいが、かなりのレアものだ。

私はバイトの空き時間にこの望遠鏡を作った。さすが100円だけあってかなり安っぽく、厚紙を切って作る。対物レンズは凸レンズ1枚で色消しレンズは使われず、厚紙を重ねてセロテープで固定するという組立方法だ。一応「子供実験シリーズ」とうたい文句にしているが、子供が作るにはちょっと安っぽすぎて難しい作りになっていると感じた。

実際の見え味は、倍率がかなり低い。色消しレンズでない対策かもしれないが、倍率は5倍もなかった。視野もかなり狭く、望遠鏡として使うには正直不向きだろう。

しかし、ガリレオ式は正像で見え、ケプラー式は上下左右がちゃんと逆さまに見える。望遠鏡としては使いにくくても、望遠鏡の原理を知るのにはかなり分かりやすいキットだ。実際ケプラー式はよく目にしても、ガリレオ式は身近になかなかない。2つの望遠鏡を同時に作れるのはかなりよくできたキットだと思う。100円以上の価値は十二分にあるだろう。

さらに望遠鏡だけでなく、「ピンホール式プラネタリウム」のキットや、「月の満ち欠け」が分かるキットまであり、こちらも全て100円だ。なぜこれらが100円で作れるのか不思議だけど、とにかくすごい!近くのD社で見かけたらぜひ購入しても損はない。

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ユーザレビュー:
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2007年08月01日

経緯台を知らずに赤道儀を扱う

天文研究会ネタばかりで申し訳ないが、あまりにも突っ込み所の多い部なうえ、意外と好評なのでしばしお付き合い願いたい。今回は「経緯台を知らずに赤道儀を扱う」だ。望遠鏡を持っている人ならこの意味が分かると思う。ありえないということを。

それでは知らない方のために簡単に「架台」について説明しよう。望遠鏡はいろいろな部分から構成されているが、大きく3つに分けることが多い。それは
1、鏡筒(望遠鏡本体の筒の部分)
2、架台
3、三脚
この真ん中の架台は何だろうか。三脚に鏡筒をそのまま乗せても乗らないので、2つを接続させるアダプターが必要になる。これが架台だ。そして付けただけでは望遠鏡を好きな方向に向けれないので、動かせるように駆動部が必要になる。この役割をするのも架台だ。意外と見落としがちだが、望遠鏡で大切な部分になる。

そしてこの架台は大きく分けて2種類ある。
1、経緯台式架台(経緯台)
2、赤道儀式架台(赤道儀)
経緯式というのはカメラの三脚と同じく「上下左右」に望遠鏡を動かすことができる。展望台にあるような双眼鏡もこれだし、これが基本で扱いやすい。しかし北極星を中心に回転運動する星の場合は、経緯台では上下と左右の2方向を動かして星を追尾しないといけない。

一方赤道儀は「赤緯・赤経」方向に動かすことができる。赤道儀の回転軸(赤経軸(極軸ともいう))に北極星をとらえてやれば、後は赤経軸だけを一定のスピードで動かせば星を追尾できるようになる。さらにこれにモータードライブを付けて動かせば、自動的に星を追尾してくれるようになる。扱いは難しいが、非常に便利な架台だ。

本来は経緯台を使って天体を導入するのに慣れてから、赤道儀を使いだすのがよい方法だ。いきなり赤道儀を使っても仕組みを理解するのが難しいし、何より変な方向に望遠鏡が動くので月や惑星の導入もままならない。赤道儀は中級者以上向けの架台と言ったところだろう。

ところが天文研究会には赤道儀が3つもあるのに、経緯台式の架台が存在しない。スカイセンサーやガイド撮影一式、C11といったお宝は沢山あるのに入門機は1台もないのだ。この機材状況に口出しするつもりはないが、その利用の仕方に大きな問題がある。

もちろん経緯台式がなければ、いきなり赤道儀を扱うことになる。中には初めの1台に赤道儀の入門機を買う人もいるのでそれはそれで構わない。しかし経緯台の存在を知らずに赤道儀を使う人がいることに問題がある。さらには架台の意味すら知らず、赤道儀という言葉だけが先走っているような人もいる。さらにに驚くのは経緯台の望遠鏡を見て「赤道儀が“付いてない”」と表現する人までいるほどだ。これには呆れて突っ込む気にもなれなかった。屈折式の望遠鏡を見て、「反射式が付いてない」と言うのと同じレベルだ。

そしてよくある勘違いに、赤道儀は自動的に星を追尾してくれる機械だと思っている人が多い。しかし赤道儀とはあくまで赤経方向に追尾できる架台のことを指し、必ずしも自動追尾ができるとは限らない。本来赤道儀は手動で追尾するもので、モータードライブはオプションであることが多い。ボーグのようにモータードライブを付けれず、自動追尾できない赤道儀もよくあるし、逆に自動追尾できる経緯台もある。こういったことも理解できていないのだ。

こんな状況ではなかなか望遠鏡を使いこなせない。実際アルビレオですら導入できない状況だ。もちろんスカイセンサーなど夢の世界だ。結局お宝しかないがために、お宝を使えない状態になっている。このお宝を使っているのは唯一私だけだ。だったら私が教えればいい話だし、教えなければいけないけど、お遊びが多いうちの部はあまり私の真面目な話を聞きたがらない。かといって自分で勉強しているわけでもない。話をしても聞く人と興味のない人が両極化している。私の代が上になって、もし私が何も口を出さなければ、ずっとこんな間違った教え方をし続けるつもりだろうか...。

私はこれらの経験から、入門機の大切さを改めて感じた。特に経緯台はすばらしい架台だ。実際自動導入機を購入して思ったが、いいのを持っていてもちょい見には以前の8cm経緯台が活躍し、ムダになることはない。だから1台目の入門機もしっかりした望遠鏡選びが大切だ。望遠鏡は上を見たらきりがない。だから欲張らず「まずは望遠鏡の基本形から」「入門機がないならその仕組みを理解した上で触ってみる」これが上達の鉄則だと思う
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2007年07月22日

世の中の90%は粗悪品の天体望遠鏡

世の中の90%は粗悪品の天体望遠鏡」とはいったいどういうことだろうか?実は私も最近まで知らなかったが、これが衝撃的な現実らしい。世界には様々な望遠鏡メーカーがある。日本で有名なものはビクセンだろうか。私たち天文ファンにとっては望遠鏡はこういったメーカーの物を買うのは当たり前のことだ。

しかし、望遠鏡を買うのは何も天文ファンだけではない。子供のころ天体望遠鏡を欲しいと誰もが親にせがった記憶があるのではないだろうか?宇宙はロマンだ。宇宙にその思いを寄せるのは人として当たり前かもしれない。ところが、こういった一般の人が買うのはデパートや大型スーパー、ホームセンターなどで売っている望遠鏡だ。こういったところでの購入が、全体の60%を占めているという。そしてインタネットオークションなどが30%。望遠鏡専門店でのまともな初心者用の望遠鏡は、わずか10%にしか満たないという。

実際スーパーで売られているのはどんな望遠鏡なのか?中国製で口径6cmぐらいに300倍や、中には500倍以上の倍率をかけているのはなんら珍しくない。しかも値段は1万円ほどだ。こんな望遠鏡はなんの使い物にもならない。見えるはずがない、そして扱えるはずもない。天文ファンからしたら誰が見ても飽きれるほどの粗悪品だ。

でもこういった望遠鏡はそれほど売れていないと思っていた。ところがこれは大きな間違いだった。なんと爆発的に売れているという。たしかに望遠鏡は口径が大切で倍率はあまり関係ないが、一般の人は倍率が全てだと思っている。1万円で300倍以上の望遠鏡は、「安い」と思ってしまうようだ。だから売れるのだろう。これは消費者の勘違いをまんまと利用した、詐欺的なものだ。犯罪と同じだという人もいる。

しかし、それでも私はまだ思っていた。こういった望遠鏡は過剰に倍率をかけているものが多いが、40倍ぐらいの低倍率も付いている物が多い。だったら月のクレーターや、小さい土星の輪ぐらいなら問題なく見えるのではないのか?長くそう思っていた。ところがこれも大きな間違いだった。特に中国製の望遠鏡は、望遠鏡全体が粗悪品の物が多いらしい。ヒドい物になると、対物レンズを光学ガラスではなく、窓ガラスと同じ素材を使っているのもあるようだ。さらに色消しレンズを使わず、1枚物のレンズを使ったものまであるらしい。これらの見え味は虫眼鏡以下で、中には月のクレーターですら見れないものまであるという。

これでは望遠鏡とは言えない。月のクレーターですら見えないものが、実際店頭に並んでいるという事実。しかも店員のほとんどが知識もなく、見えないということを知らずに並べているという事実。そして、こういった初心者用の望遠鏡の販売が、全体の90%以上を占めているという事実。これが現実らしい。

今まで粗悪品の望遠鏡など見向きもしなかったが、こんな現実を知っては黙ってはいられない。こういった望遠鏡を子供の誕生日プレゼントなどに買ったが、何も見えなかった。そしてすぐに壊れた。という事態が続発しているという。でもほとんどの人が望遠鏡について詳しいことは知らない。望遠鏡とはこんなものだろうと諦めてしまうという。こんなことがあっていいのだろか?

望遠鏡について書かれた本を見ると、必ずといっていいほど「高い買い物なので慎重に検討しましょう」と書かれている。そして、「買ったものの押し入れに眠っている人が多い」とも書かれている。今思えば、こういった人のほとんどが粗悪品の望遠鏡だったのではないだろうか?土星や月のクレーターのすばらしい姿を見れたら、眠るはずがない。見てないのではなく、見れない望遠鏡ではないのか?そんな気がしてきた。

初心者にとって、一般の人にとって粗悪品の望遠鏡を見分けるのは非常に難しい。あるブログによると、made in Japanなら信用できると書かれているものもある。でも見分けられるというより、見分ける必要のない粗悪品の望遠鏡の販売をやめる方が大切なことだ。こういった望遠鏡の製造・販売を、ただちに中止して欲しいと思う。

ならば初心者はどういった望遠鏡を買えばいいのだろうか。ハッキリ言って天体望遠鏡は1万円では買えない。少なくとも最低3万円以上は欲しいと思う。あるいはキットの望遠鏡を買うかだ。ちょうどいいキットが販売されている。値段は1,580円、三脚や星座早見盤付きで3,780円だ。と言っても1万円以上する高価な粗悪品の望遠鏡より、よっぽどキレイに見える。これで月のクレーターはバッチリだ。子供のプレゼントに、そして夏休みの自由研究に、こういった良質な望遠鏡から始めることが大切だと思う。

「10分で完成!組立天体望遠鏡」
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/bk-telkit/index-j.shtml

・関連リンク
スタパオーナー八ヶ岳日記
http://star-party.cocolog-nifty.com/blog/
大沼さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/32640226.html
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2007年03月16日

新しい天体望遠鏡が欲しい

小学校のときから星が好きで、小6の時に初めて天体望遠鏡を買いました。その望遠鏡を、大1になった今でも使い続けています。ビクセンの8cm、経緯台式です。しかし、さすがに限界を感じています。経緯台では写真も撮れない、8cmでは見える天体に限界がある。それに、後輩が私を超える機材をたくさん持ちだしているのです。。そろそろ新しい天体望遠鏡が欲しい…。そこで今日は望遠鏡についての話をしたいと思います。

望遠鏡を買い替えるといっても、様々な種類が出回っています。ところが、私が望遠鏡を買ったときと比べると、今の望遠鏡はかなり変わってきているのです。それは「自動導入(GO-TO)」という機能です。望遠鏡にコンピュータが付いていて、付属のリモコンをピッピッと触れば、自動的に望遠鏡がビ〜ッと動いて目的の天体を導入してくれるのです。

「そんな便利な機能が付いているの!?」
と、ビックリする人が多いのですが、本当にこんな機能が付いていて非常に便利なものです。ところがこの自動導入は便利なのですが、高価&初期設定が面倒くさいのです。月や惑星、有名な天体などを入れる分には、手動で入れた方がだんぜんお手軽です。

しかし、この自動導入が、アメリカ製の望遠鏡は非常に発達しているのです。日本の方が得意そうですが、日本製に比べてその差は大きくアメリカが先行しています。というのも、アメリカの望遠鏡メーカー「ミード」と「セレストロン」は、GPS搭載の望遠鏡を発売しています。位置情報や時刻補正などは全てGPSが自動的にしてくれて、さらに水平かどうかの認識までしてくれる装置まで付いています。

なので、望遠鏡のホームポジションは一切なしです。地面にバ〜ンと置いたら、後は自動的に望遠鏡が方角などその他もろもろを認識してくれます。そして、2、3個の星をアライメントすれば設定は完了です。このアライメントも、GPSのデータだけですでにファインダーの中に入っているのです。後は星を真ん中に持ってきたら設定完了です。もうこの手軽さと導入精度を知ってしまったら、欲しくてたまりません!

ちょうどセレストロンの28cmが、50万円という値段で販売されています。実は密かに欲しいと思っているのです。今はバイトでお金を貯めて、貯まったら買おうかなぁなんて思っています。確かに50万円は高いですが、性能から見たら決して高い買い物ではありません!

まぁいつか買える日を夢見て、星を見続けたいと思います。(^_^)v
posted by ともや at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材