2019年02月24日

ナビカーズ「星に会いにいこう。」


NAVI CARS(40) 2019年 03 月号 [雑誌]: MOTONAVI 増刊




面白い本を見つけた。クルマでDO楽しむ? ナビカーズが“クルマ”からの視点で見た「星に会いにいこう。」だ。車を持たない東京の一家が車を借りて星降るドライブに出かけたりと、思わず車で星を見に行きたくなるような内容が満載だ。

全国の星見スポットの紹介は家族編だ。車で行け、トイレや宿泊施設があり、家族連れでも安心なスポットが紹介されている。他にも星の話や天体写真の撮り方、サンルーフが広い星が見える車の紹介など、広く浅く網羅している。

天文の優しい本は沢山あるけど、この本は一段と購入の敷居が低い一冊に仕上がっていると思う。車からの視点で書かれている点も斬新だ。天文ファンには物足りない内容かもしれないけど、初心者や車好きにはぜひおすすめしたい一冊だ。

ナビカーズ2019年3月号は “REBORN” して大幅リニューアル!|NAVI ON THE WHEELS


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2010年08月30日

「特別牛乳」を飲んでみた

普通の牛乳ではなく、「特別牛乳」と言う牛乳をご存知だろうか?とは言う私も、つい最近知ったばかりだ。これは乳等省令に定められた規格・基準に従って製造されもので、現時点で全国で5ヶ所しか生産されていないらしい。私は大阪ほんわかテレビで紹介されていた、京都の「農事組合法人 クローバー牧場」を見て始めて知った。

普通の牛乳は牧場で搾った後に工場に輸送され、そこで加熱殺菌が行われる。その間にタイムロスがかなりあり、加熱する温度も100℃以上といった高い温度になるらしい。一方で特別牛乳は様々な高い基準があるらしく、絞ってから1時間以内に処理しないといけないらしい。

コピペすると、
「クローバー牧場では搾取施設(牧場)と牛乳処理施設が同一場所にあり、搾取から処理まで一貫して行える施設で、厚生労働省の厳しい検査に合格しているのです。
環境衛生や牛の健康管理によって厳選された生乳を搾取して1時間以内に63℃30分間低温殺菌処理。牛から搾った牛乳は外気に触れることなく処理場へ直行!」


とあり、牛乳本来の味が保たれるらしい。ほんわかテレビでのロケでは、生クリームのような味で牛乳嫌いでも飲めると言っていて、私は興味を持ったわけだ。実は私は大の牛乳嫌いで、給食で出てくる牛乳を嫌々飲んでいた。先生の目を盗んで牛乳を返したり、友達にあげたり、隠したりすることなど、高学年にもなれば日常茶飯事なほどだった。給食がなくなった中学生以来、牛乳を飲んだ記憶もない。それほど牛乳が嫌いだ。

ところが牛乳の臭みなどは加熱処理によって発生するもので、本来の牛乳はそんな臭みはないらしい。その為、殺菌温度の低い特別牛乳は、そんな事はないらしい。どこまで本当なのか?? 900ml 788円(税込み)と高額だけど、騙された気持ちで、期待半分ちょっと注文してみた。さすがにローカル番組とは言えども、関西では人気の高い大阪ほんわかテレビ。放送後に注文したけど、実に3週間待ちだった。家族経営で1億円以上かかる設備投資をし、特別牛乳を作っているらしいから、まぁ仕方がないだろう。

で、お味は、牛乳嫌いの私でも飲むことができた。やはり牛乳なので好きな味ではないけど、これなら飲める。あの牛乳の匂いや、強烈な後味はほとんどない。一言で言うと、シンプルな味だった。これが牛乳本来の味かぁと思うと、加工した普通の牛乳は、相当マズくなる処理をしてるなと思った。ちなみに牛乳が好きな母親は、特別牛乳の違いがイマイチ分からなかったらしい。そもそも、牛乳の臭み自体感じないので、よく分からないらしい。けど、特別牛乳のヨーグルトは絶賛してた。一方、私はヨーグルトの味の違いはよく分からなかった。

特別牛乳は高額なので、日常的に入手するのはちょっと難しい。けど、全部特別牛乳になってしまえば、牛乳嫌いも格段に減るのではないかと思う。まぁ、話のネタにでもどうぞ。


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2010年08月27日

サントリー白州蒸留所に行って来た

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国立天文台野辺山の特別公開の帰りに、野辺山から比較的近い「サントリー白州蒸留所」に見学に行って来た。ここは1973年にサントリー第2の蒸留所として開設した所らしい。世界でも珍しい森の蒸留所らしく、ウイスキーの白州や南アルプスの天然水が、ここで作られている。

ここに限らずほとんどの工場で、試飲付きのガイドツアーが用意されている。白州蒸留所は、ウイスキーか天然水の各60分のコースと、両方をセットにして短縮した75分のコースがある。私たちはウイスキーの60分コースの方に参加した。
行って驚いたけど、ここもかなりの人だらけ。観光スポットとしてかなり有名なようだ。客は酒好きのおっさんばかりと思いきや、ここでも家族連れが多かった。夏休みもあってか、見学は2時間以上待ちだった。

その間、ウイスキー博物館などで時間を潰した。ここの博物館を含め、ガイドツアーも全て無料な所がありがたい。博物館は思ったよりも大きかった。過去のウイスキーを展示したり、当時の広告やCMの上映。ウイスキーの文化、製法、歴史や、当時使用していたウイスキーを作る道具の展示など、なかなか充実していた。上階には展望台まで付いていて、天気のいい日は富士山も見れるらしい。

いざガイドツアーの時間になり、まずは諸注意から始まった。運転手はハンドルキーパーの目印を、ガイドツアー中ずっと首からぶら下げておかなければいけない。誤ってお酒を提供しない為と説明を受けた。ツアー参加の申込用紙にも、交通手段は何か、運転手何名、それ以外何名と、事細かに記入させられた。やはりこのような時代なのか、飲酒運転対策は相当徹底しているようだ。他にもビデオ撮影や録音は禁止だけど、カメラ撮影はOKと説明を受けた。カメラ撮影がOKなのは嬉しい。

ツアーが始まり、まずはビールと焼酎とウイスキーの違いの説明。その後、仕込み、発酵、蒸溜の様子を見学した。それからバスで移動し、樽の中を焼くリチャーの見学。またバスで移動し、貯蔵庫を見学した。(詳細は下の各写真で)
時間が限られているので、若干駆け足感があったけど、工場を生で見るのはやっぱりおもしろい。ここに限らず、ビール工場なども見学したくなってしまった。酒好きにはたまらない見学だ。

最後には試飲があった。飲みたかったけど、ハンドルキーパーなので残念だった。試飲は白州10年のソーダ割り。おかわりは白州12年の天然水割りと、リッチだった。しかも量もいっちょまえ。値段にしていくらやら。これで無料だから太っ腹だ。ハンドルキーパーや未成年には、南アルプスの天然水や、なっちゃん、伊右衛門などが用意されていた。

最後にはちゃんとPRする所はPRしていた。ハンドルキーパーで飲めなかった人は、出た所に売店があるからどうぞ的な。んで、お土産にもどうぞ。オリジナルグッズもどうぞ。メルマガの購読もどうぞ。おつまみも今ならキャンペーン中ですよ、などなど。まぁ、ほとんどの人が何か買って帰ると思われるので、ちゃんと元は取れているのだろう。けど、何も買って帰らなければ、本当にタダで楽しめる。

白州蒸留所に限らず、サントリーだけでも他に見学できる工場がいくつかある。次はビール工場に行ってみたいと思う。



▼仕込み。白州の仕込み水は、南アルプスの天然水らしい。
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▼発酵。1日目と3日目の発酵の様子を覗いて見れた。わずか2日間の違いに唖然とした。それとこの場所は、サウナのように暑かった。
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▼蒸溜。世界でも珍しい、複合蒸留所らしい。
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▼リチャー。樽は長年使っていると、熟成する力が衰えてくるらしい。それを復活させるために、焼いて木の新しい部分を出している様子。焼き加減などは、職人技なんだとか。炎の色の変化といい、木にヒビが入るパチパチという音といい、バニラのような甘い香りといい、すごかった。
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▼貯蔵庫。様々な年代のが貯蔵されている。ここは貯蔵庫に入る前から、すでにウイスキーの香りが漂っていた。匂いだけで酔えそうなほど、ウイスキーの香りがすごかった。
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▼試飲。おつまみとチョコレート付き。ハンドルキーパーだったので、南アルプスの天然水。
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▼ショップで、ウイスキーのミニチュア5本セットを買った。2,677円。他にも樽材のコースターやマドラーも買った。
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2010年01月30日

ミニ星座早見工作キット

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アストロアーツから、イベントや観望会用に「星座早見盤の工作キット」が売っている。以前から存在は知っていたけど、別にそんなに大量にいらないし、そこまで関心がなかった。でも安い値段で大量に仕入れられるので、ゲリラ観望会のお土産として使えるかもと思って、お試しに100セット購入してみた。

大きさはA4サイズ。組み立てるとA5サイズ程度。「ミニ」と名前が付くだけあって、ちょっとコンパクトな星座早見盤だ。組み立ては簡単。切り取り線から手で外して、台紙にハメるだけのお手軽さ。100枚セットならコミコミ価格3,000円なので、1枚あたり30円。まぁその値段から考えると、お手軽で使える星座早見盤だろう。

星座盤には、星座はもちろん、夏の大三角などの目印、流星群の放射点、ポピュラーな星雲・星団、黄道、赤道など、なかなか充実している。30円にしては、結構実用的に使える。天文ファンでも、ちょっと鞄に入れておくのも便利かもしれない。ただサイズが小さい中にこれだけの情報を詰め込んでいるので、字が小さくてちょっと見にくい感じはある。まぁでもそれは仕方がないだろう。

緯度経度補正は東京になっている。明石かと思えば、そうではないようだ。我々はほとんど関西でしか使わないので、補正する必要がありそうだ。それと星座早見盤にアストロアーツの広告が入っている。私が購入したのは、ニンテンドーDSの「星空ナビ」の広告だ。1,000枚以上の購入なら、オリジナルデザインのオーダーや、観測地に合わせた緯度経度補正など、受託製作も可能らしい。私たちはそんなに購入することはないけど、なかなかおもしろい。

お手軽な星座早見盤なので、観望会主催者は購入して使用するのもおもしろい。50枚単位で購入が可能だ。値段も安いので、オススメできる星座早見盤だ。


▼オンラインショップ :: ミニ星座早見工作セット
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/planisphere_kit/index-j.shtml


▼50枚セット毎に、こんな感じで入ってる。
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▼星座盤の拡大。大きさのわりに、結構詳細に載っている。
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2009年09月21日

スペースシャトルのグッズ

私はグッズを見ると、無性に買いたくなる衝動に襲われる。旅行に行っても記念品を必ず買ってしまう。もちろん天文グッズにも目がなく、いろいろ買ってしまう。家に無造作に置いていて、本棚のようなコレクションケースが欲しいくらい貯まっている。今回新たに購入したのが、スペースシャトルのグッズだ。

まず1つ目は、飛行機の上にスペースシャトルが乗っている模型。このような形の模型は珍しい。と言うか私も初めて見た。それでこれのすごいところが、実は63ピースの立体パズルになっている。シャトルが23ピースで、飛行機が40ピース。パズルが難しいのか、外国製で作りが悪いのか、組み立てるのにかなり時間がかかった。

出来は写真のような感じで、ぱっと見パズルとは思えない。なかなかよい出来で気に入っている。値段は2,100円だ。

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そして2つ目が、文房具に化けるスペースシャトルだ。先頭からボールペンが出たり、底にさしが付いてたり、羽を外してクリップにしたりできる。またチョロQのように、後ろに引けば走り出す。実用性は横に置いといて、なかなか遊び心満載なグッズだ。これだけ様々な機能が付いているのに、これもぱっと見そのようには見えない。置物としてもなかなかよい。値段は840円。

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そして3つ目が宇宙食だ。宇宙食は科学館の売店などではよく売っている。ところがフリーズドライされたものが多く、お世辞にもめっちゃおいしいとは言い難い。それにほとんどの市販されている宇宙食は、それっぽく作っただけで、実際の宇宙食とは違うものがほとんどだ。そんな中、パンの宇宙食が出た。カンに入っているので、カンパンをイメージしてしまうけど、実際はフワフワのパンだ。これは実際にスペースシャトルにも搭載された本物の宇宙食のパンらしい

値段は650円とちょっと高いけど、お土産にいくつか購入した。チョコレート味とミルク味がある。まだ食べてないけど、結構おいしいらしい。ついでにロールケーキミックスも買ってみた。個人的には日新のラーメンの宇宙食を食べてみたいんだけど。限定でもいいから、市販化はしてくれないのかな?

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私はとある天文台の売店で買ったけど、下記のオンラインショップでも販売されている。
http://jaxagoods.net/
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2009年09月07日

那由多の刻

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最近ずっと気になっていた焼酎をついに購入した。その辺に売っているので、特にめずらしくはないけど。それは「那由多の刻(なゆたのとき)」という、そば焼酎だ。天文ファンならピ〜ンと来ると思うけど、なゆた望遠鏡と同じ「なゆた」だ。

そもそも「那由他」とは10の60乗という意味。一、十、百、千、万、億、兆、京、垓・・・と続いて行き、10の60乗まで行った所に「邪由他」という単位がある。とても大きな数字の単位だ。(一般には「那由他」だが「那由多」とも書くらしい。)実際に数字で書いてみるとこんな感じ。

1那由他 = 1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000

なゆた望遠鏡は公募の中から、選ばれた名前らしい。とても大きいという意味らしい。そして那由多の刻は、長期熟成貯蔵した焼酎だ。トンネル貯蔵庫の樫樽の中で貯蔵熟成したらしい。それが那由多の刻というネーミングになっている。もちろんどちらも名前が被っているだけで、お互い全く関係のないものだけど、おもしろい。

実際に飲んでみると、値段の割にはなかなかおいしい焼酎だった。飲むと、長期熟成しているのがすぐに分かる。中途半端な芋焼酎よりはおいしいかもしれない。でもバリバリ芋派の私には、やはりちょっと物足りないかな〜って感じだけど。


▼星ナビ.com - 飲み星食い月す 「なゆた望遠鏡 新発見記念焼酎」
http://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/magazine/hiroba/nomikui/002/index-j.shtml

▼那由他 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%A3%E7%94%B1%E4%BB%96

▼雲海酒造株式会社
http://www.unkai.co.jp/product/tyozou.html#b

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2009年04月24日

パイの実に日食情報

ロッテ「パイの実 塩バニラアイス」のパッケージの裏側に、世界天文年のロゴに、日食の情報が載っている。4月21日発売で、7月までの期間限定らしい。天文好きのロッテ商品企画担当者の提案が実現したらしい。早速買ってみてた。

塩バニラアイスってどんな味やねん!と思っていたけど、文字通り塩とバニラの味がする。結構クセになるかも。今後もこんなユニークな企画が増えたらおもしろいなぁ。

▼ 〜 子どもたちに空を見上げる楽しさを!皆既日食とパイの実が融合! 〜
 『パイの実〈塩バニラアイス〉』 2009年4月21日(火)から全国で期間限定発売
http://www.lotte.co.jp/news/news735.html


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