2019年02月08日

「気ままに語る星物語」復活!

スクリーンショット 2019-02-08 1.49.35.jpg


2006年の大学1回生の時から公開していた、ブログの「気ままに語る星物語」。ブログと共にデータが消えていたが、古いHDDからバックアップを発見し、復元させた。そして新たに「Star Stars ブログ」としてリニューアルさせた。



残念ながら画像ファイルはバックアップできなかったので、抜けているのは残念やけど。

当時は学生天文部からの問い合わせが多かった。メールや、様々な依頼やら、知らない人から直接会って「ブログ見てます」や、遠方から大学の学祭に足を運んで会いに来てくれたりと。そして今、再公開してどうやろうか?もう時代も年齢も違うし、なんもないかな?でもちょっと楽しみにしている。

posted by ともや at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2017年05月14日

適正な望遠鏡のサイズとは?



天体望遠鏡は口径が大きければ大きいほどよいとされている。しかし予算や使い勝手、持ち運びを考えると、果たしてどれくらいの大きさが良いのかとふと考えることがある。

私は8cm屈折と、28cmシュミカセ(C11)を持っている。大学時代に後先考えずにアホみたいにデカイC11を買ったものの、就職後は関東で転勤族となり実家で冬眠状態だった。バラせない鏡筒&フォーク式経緯台で30kgあるのだ。とてもじゃないけど、持っていく気にはなれなかった。

一方で8cmは関東に持って行ってた。小6の時にお年玉を貯めて買ったものを、現役バリバリで使っていたのだ。一般に入門機として8cm屈折がポピュラーだけど、やはりその扱いやすさは大型の望遠鏡に買い換えても変わらない。さすがにC11から8cmだといろいろとアレなものの、使用頻度からのコスパはかなり高い望遠鏡だ。

もちろん大口径にも手軽なものはある。ドブソニアンは軽いし、分解してコンパクトになるものもある。自動追尾や自動導入に対応したモデルもあるし、これはかなり使い勝手が良さそうだ。

一方で写真も撮れて、かつ転勤族仕様な望遠鏡となると!?
一時はこれを考え、8〜10cmの屈折EDを、経緯台 or ドイツ式赤道儀に乗せようと検討したこともある。でもC11を宝の持ち腐れにしてる上にさらに機材を買うのも気が引けて、結局買わずじまいだった。

いろんなサイズの口径があり、やはり大きいほど見え味は申し分ない。しかし使い勝手の面で一概に大きければいいとは限らないということを実感している。また口径が大きいほど低倍率が出しにくいので、広がりのある天体を見にくくなるデメリットもある。様々な生活環境やニーズがあり、それに伴った口径が一番よいのだろう。そんなこと初めから分かってる話かもしれないが、後に身を持って感じている。贅沢な悩みかもしれないが、それは横に置いておこう。

「最もよい望遠鏡とは、最もよく使う望遠鏡」

いや、これほんまにその通りです!!

(でも、C11は手放しません。笑。)
posted by ともや at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2017年03月21日

地面を向いた望遠鏡





日テレの「世界まる見え」を見ていたら、スタジオにビクセンのニュートン式反射望遠鏡が飾られていた。ええやん!と思っていたら、なんと望遠鏡が逆さまで地面を向いている!Σ(゚Д゚) しかもアイピースの位置も変で、全く望遠鏡としてなっていない。

去年に三菱自動車が燃費不正後の再出発のCMで、同じくニュートン式を逆さに向けて放送し、その後そのシーンを削除する事例があったばかり。

星空を見上げるはずが望遠鏡が見つめるのは地面、三菱自がCMを手直し | THE PAGE(ザ・ページ)

世界まる見えのはあくまでオブジェとして飾られており、三菱のCMのように実際に望遠鏡を覗いている訳ではないが、こういった組み立てられ方をしているのは非常に残念だ。ネット上でも「アリの観察でしょうか(笑)」、「最近トレンドの正しい方向に向いてますね!」、「良いんですか?!Vixenさん…」等とコメントされている。

これもサイエンスでなければ笑って済まされる問題なのかもしれないが、ぜひとも正しい使用をして頂きたいものである。
posted by ともや at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2010年01月06日

ゲリラ観望会におけるボランティアについて

1年間ゲリラ観望会をボランティアで行い、いろいろ気づいた事がある。その中で「ボランティア」という点にスポットを当てたいと思う

ゲリラ観望会はボランティアだ。好きでやっているので、あまりボランティアだと意識してやっているわけではないが。ゲリラ観望会は無料で通りすがりの人に望遠鏡で天体を見せてあげる。でも、それにはいろいろと活動費がかかる。メンバーの交通費、許可の申請代、機材運搬のガソリン代、パーキング代、その他諸経費など。あまり表には出さないけど、全部合わせると、それなりに経費はかかる。それらは全てメンバーで割り勘して払っている。

天文冬の陣のパネルディスカッションで、ゲリラ観望会は強要されてするのではなく、自らが自主的に進んでするもの。まずは自分たちが楽しまなければいけない。という話しが出た。そこに私は深く共感した。私は1年前に天文研究会のMLで、全員にゲリラ観望会の参加者募集のメールを送った。そこで参加に興味を示した人と、そうでない人に分かれた。参加的なメンバーは、いくやくの星空として現在も活動している。

ゲリラ観望会の主催メンバーに、どういった人がいるのかは、サンプル不足で勉強不足でハッキリとした事は言えない。しかし、ボランティアに関心のある人たちが多いのではという気がする。また天文のすばらしさを、もっと多くの人に知ってもらいたい!その天文普及の気持ちが強い人が多いのは確かだ。いずれにせよ、お金は2も3も次の話しだ。

Wikipediaのボランティアの、「ボランティアの動機 - 労働力としてのボランティアの特徴」の覧には、以下のようにある。
無償ボランティアは被雇用者のように組織から強い拘束を受けず、また自発性に基づく行動である為、組織が強制してボランティアを動かすことは難しい。また無償ボランティア活動に参加する者は、通常、職場や家庭などで緊急の用件が発生した際はそちらを優先する。無償ボランティアにはこれらの特徴がある為、会社組織とは異なるマネジメント手法が必要となる。

まさに冬の陣で話題に上がった事が、出てきたように思う。他人に言われたり、就活の為にするのではなく、自発的に動いてこそボランティアだと思う。一方で、自発的に動けない受身の人間が、ボランティアとして活動するのはやはり難しいと思う。それは私も実感している。「もし観望会やるんだったら、自分もやりますよ。」みたいな。

「自分たちだけが楽しめたらいい。」そんな気持ちで、ボランティアは成り立たないだろう。私はボランティアほど、相手に喜んでもらえる事はないと思っている。その楽しみや、やり甲斐があるからこそ、ボランティアが楽しいんだと思う。私は佐用町の災害ボランティアにも行ったけど、被災者の方にどれだけ喜んでもらえたか。小さい頃から、ボーイスカウトでもずっとボランティアをして来た。ボランティアには、決してお金に変えられない価値があると思う。その事に、もっと多くの人に気づいて欲しいと思う。そして、行動して欲しいと思う。

▼ボランティア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2
posted by ともや at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2010年01月03日

池袋の「コニカミノルタ プラネタリウム“満天”」

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天文冬の陣の帰りに、池袋の「コニカミノルタ プラネタリウム“満天”」に行って来た。本当は日本科学未来館に行きたかったけど、年末年始の休み初日で行けなかった。そこでふと満天が思いついて行って来た。ここは有名な旧サンシャインプラネタリウムの後続だ。現在はコニカミノルタプラネタリウムの直営になっている。

天文雑誌にも掲載されたり、満天はいろいろと話題になっていた。1年ほど前に満天に委託された業者が、私のHPからリンクを貼って欲しいと依頼が来たことがあった。個人のHPに大手がリンクの依頼や、その後のお礼のメールまでするとか、なかなか気合が入っているなと思った。

それほど話題になっているこのプラネタリウム。ところが言っちゃ悪いが、天文ファンからはあまりいい噂を聞いたことがなかった。聞いてる範囲が狭いのもあるかもしれないが、なぜ話題のプラネにいい噂がないのか疑問だった。実際私が行って、まぁそれなりの理由が分かった。

このプラネタリウムは、客層のほとんどがカップルだった。これほどカップルばかりのプラネも珍しいと思う。デザインなんかもかなり凝ってて、幻想的な雰囲気だ。座席もフワフワで寝心地も抜群だ。

ところが、多くの天文ファンが話す内容に、満天はオート解説だ。元々私はオート解説が頭から嫌いで、その先入観が強いかもしれない。でもここのオート解説は、何とも言えず微妙だった。話しかけるような解説で、中身も薄い。カップルにはウケても、天文ファンにはウケないと思う。実際天文の中身が薄いと語る天文ファンも知っている。私はプラネタリウムでは寝ないタイプだけど、ここでは夢の世界へ招待されてしまった。

投影機は最新型なので、そこはすばらしいのだが....。ちなみに満天の紹介には、以下のようにある。

東京・池袋のプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City」は、独自の番組企画で、お客様に感動と癒しを与えるアミューズメントスポット。“ 星空をとことん楽しむ!”がコンセプトで、最新のプラネタリウム投映機とリラックス空間があなたを非日常の世界へ誘います。デートで、友達同士で、ご家族でいらっしゃいませんか。

まぁいろんなコンセプトのプラネタリウムがあってしかるべきだとは思う。天文ファンにはアレでも、普段星を見ないカップル等にウケればよいと言う考えもあるのだろう。天文学と言うよりかは、癒しなどを前面に押し出しているように思う。実際カップルなんかは、癒しを求めてプラネに行く人が多いとか聞くし。そのコンセプトであれば、天文ファンの視線からヤイヤイ口出しするのもアレなのかもしれないが...。


▼プラネタリウム“満天” | コニカミノルタ
http://konicaminolta.jp/manten/index.html

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2010年01月01日

世界天文年2009が終りを迎えて

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あけましておめでとうございます。世界天文年2009が来たと思えば早くも1年。あっと言う間に過ぎ去ってしまった感がある。世界中で天文ムードになった事は、本当に良い事だったと思う。私たちもゲリラ観望会の活動を始めて早くも1年。世界天文年の公認として活動させて頂き、本当にいろいろとお世話になった。

ちょっと前に公認イベントのアンケートが来て、ぜひ2010年も何か続けて欲しいと書いた。海部先生にも、ぜひ何か続けて欲しいと直接お話した。全部続けるのは無理だけど、何か続けようと考えているとの回答を頂いた。

我々のような学生やアマチュアの場合、公認の肩書はとても心強いものがある。もちろん実績が募ってきて、グループが成長していたらまだよい。ところがまだ1歩も踏み出していない学生団体などにとっては、とても心強いものとなった。観望会の使用許可を貰うにしても、実績がほとんどないのに、なかなか許可は貰いにくい。でも公認でやってるんです!と言うと、フムフム的な感じで検討してくれた。お墨付きと言うものだろうか。

もともと私たちが活動を始めようと思ったキッカケは、1年ほど前にブログで書いた(コレ)。以前から興味があったゲリラ観望会を、世界天文年の公認でやってみるのもおもしろい。それで結成したグループだった。その時に後押しになったのが、世界天文年だった。

もちろん世界天文年だからと言って活動した訳ではないし、あくまでキッカケに過ぎない。でもキッカケを作ってくれたのは、紛れもなく世界天文年だった。世界天文年が終わったからと言って天文の熱が冷めるのではなく、今後も継続してこのムードが続いていけたらいいと思う。もちろん私たちもこれからも活動を断続的にでも続けようと思っている。

もっと多くの人に天文のすばらしさを知ってもらいたい。その思いはみんな共通だと思う。
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2009年12月13日

学研の科学が休刊

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ちょっと前の話しになるけど、学研の「学習」と「科学」が来年3月をもって休刊する事になった。Twitterではいち早く話題になり、私もいろいろとつぶやいたけど、ブログでは遅くなってしまった(と言うか、当初は書く気もなかったけど)。まぁでもやっぱりこの話は重要な事だと思うので、こっちにも書く事にした。

私は小学校5、6年の時に、学研の科学を定期購読していた。当時から理科が大好きだった私には、毎月楽しみで仕方がなかった。いろんな科学の付録が付いていて、望遠鏡が付録で付いてくる事もあった。本の方には、小5でタイムマシンについて書かれていた事は、以前にこのブログでも書いたことがある(そのブログ)。なかなか年代に見合わずと言うか、同年代が知らなさそうな事が書かれていて、おもしろいとしか言いようがなかった。なぜこれほどおもしろいものが休刊になってしまうのか、疑問で仕方がない

確かに最近は理科離れと言われている。学研のHPにも「児童数の減少やニーズの多様化等の市場環境の変化による部数の減少のため」と書かれている。それも休刊に追い込まれた大きな要因だろう。でも、最近は学研の科学の知名度の低さが浮き彫りだったように思う。私の母親は、小学校の時に科学を定期購読していたらしい。その当時は申込用紙を学校から貰い、みんな当たり前のように申し込んでいたらしい。でも私の年代では、そんな物は配られていなかった。耳にすることもなかった。

私が小5になってから始めて親が科学があった事を思い出し、先生に質問したらしい。そしたら学研に問い合わせたらいいと言われて問い合わせ、まだ存在していた事を知って購読することになったらしい。私の小学校の友達でも、知っている限りでは誰も購読していなかった。話題に出た事もない。知る人の間では名の知れた存在かもしれないけど、一般人にとっては知名度が低いと言わざるを得ないだろう。少なくとも私たちの年代では、知っている人はほとんどいないと思う。

私が中学校か高校になってから、科学がリアル書店でも販売しているのを目にするようになった。とは言っても大型店のみだけど、定期購読しなくても一般に売ってるやんと思った。今思えば、あれは方向転換だったのだろうか。さらに「大人の科学」が発売され、当時を懐かしんだ人たちに売れているらしい。もちろん私もいくつか購入している。プネタリウムや望遠鏡もあることは、天文ファンならご存知だろう。

科学は最盛期の10分の1以下にまで売上が下がっているらしい。けど、少子化やニーズの多様化だけでそこまで下がるものなのだろうか・・・。素人的な考えかもしれないけど、知名度の低さも大きな要因のように思う。私の子供にも購読させようとまで思っていただけに、この休刊は残念だ。


上写真:発掘したら出てきた当時の付録の一部。


▼『学習』『科学』休刊のお知らせ | 学研ホールディングス
http://www.gakken.co.jp/news/hd/200912/20091203.html

▼科学 学年別月刊教材 |(株)学研
http://shop.gakken.co.jp/kg/kagaku/index.html



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posted by ともや at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言