2018年03月10日

天体シリーズ切手



2月7日から、天体シリーズの切手の第1集が発売された。早速郵便局で2セット購入した。

これは全4集らしく、国立天文台やNASAの様々な画像が使われているようだ。全体的にホログラム箔が使用されており、角度によってキラキラと光って綺麗だ。

発行部数は350万部らしい。全国の郵便局やオンラインサイトで購入可能なので、天文ファンならぜひ抑えておきたいところだ。

特殊切手「天体シリーズ 第1集」の発行 - 日本郵便
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2018年02月01日

曇りの皆既月食

1月31日は皆既月食が見られた。楽しみにしていたけど、大阪は部分月食が始まった頃から曇ってきて、皆既中は全く見えなくなってしまった。(ー_ー;)

皆既直前になんとか雲越しに撮影したのが下の写真だ。だいぶ画像処理の仕方が荒いが、なんとか写ったのは良かった。

皆既中はもう諦めて風呂に入った。笑。次回は晴れますように!



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2018年01月13日

冬の大三角



先日神野山に星を見に行ってきた。-3℃と冷え込む中、撮影した冬の大三角だ。固定撮影でここまで簡単に撮れてしまうカメラの進歩には目を見張る。冬の天の川もちゃんと写っている。

レンズ自体はKiss 4のキットレンズだ。端の方は収差でプロキオンが楕円形に歪んでいるのが気になるが、そこは気にしないでおこう。(ー_ー;)

神野山は星見スポットの中でも光害が気になり、そこまで露出できないのは残念だ。もうちょっと暖かくなったら、もっと暗いところで撮ってみようと思う。

★撮影データ★
Canon EOS 80D
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS → 18mm F5.6
2017/12/20 23:07〜30秒
ISO 6400
固定撮影
フォレストパーク神野山(奈良県山添村)
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2017年12月13日

御殿場の晴天率

今から5年前、半年だけ静岡県の御殿場市に住んでいた。富士山と箱根山の麓に位置し、一番くぼみの部分である御殿場駅で標高約450mになる。当時の私は、中心部から富士山を登っていった標高約520mの所に住んでいた。御殿場に住んでいたと言えば、星がキレイそうでええやんとよく言われる。5合目の御殿場口は、星見スポットとしても有名だ。しかし、市内の晴天率はかなり悪い。

御殿場市街は富士山と箱根山の窪みに位置するので、そこで空気が停滞して動かないのだ。1年を通してほぼ無風だ。下の写真を見て欲しい。どちらも箱根側から撮影したものだけど、晴れているのに御殿場市の上空だけ雲が浮かんでいる。しかも風がほとんどないため、動かずにずっと停滞しているのだ。市内から見上げれば、曇り空だ。

▼乙女峠から撮影(2017年)


▼三国峠から撮影(2012年)



特に梅雨の時期は恐ろしく、湿度80%を切らない日が続き、道路も霧で視界が20、30mしかないこともザラだ。信号も見えないので、前の車がブレーキを踏めばその先は赤信号だろう的なレベルだ。除湿機は必需品で、洗濯物の外干しなど2日経っても乾かない。

そんな中晴れて撮影できた、富士山と御殿場市街の天体写真だ。あまり星が写って無くて失敗作だけど、その後晴れなかったので撮り直せていない。



こちらは当時の自宅から撮影したオリオン座だ。晴れればめちゃくちゃキレイに見える。ただ肉眼で分かるレベルで透明度は低い。



もちろん同じ御殿場市でも、5合目まで登れば全然違ってくる。ただ、空が暗ければ星が見えるというものでもないことを、御殿場に住んでつくづく感じた。個人的に、富士山周辺で星を見るなら富士宮口で見たい。
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2017年12月04日

今年最大と最小の満月



12月4日は今年最大の満月、俗に言うスーパームーンだ。逆に今年最小の満月は6月9日だった。この2つを並べて比較してみた。

月の公転軌道は楕円形のため、地心距離は一定ではなく、見かけ上の大きさが変化する。そのため遠地点と近地点とでは、見かけ上の大きさが異なって見える。肉眼では違いになかなか気づかないが、このように比較してみると視直径の違いがよく分かる。これだけ違うのに、肉眼ではよく分からないのは逆に不思議だ。

ちなみに俗に言うスーパームーンは、明確な定義はなく、学術用語でもないらしい。「スーパームーンとストロベリームーンの共演!」とか言いたいところやけど、使用は程々に、と言ったところだろうか。
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2017年12月01日

関西の光害




ホームページの「関西の星見スポット」で公開している「関西の光害」の衛生写真を更新した。上画像がそれだ。以前のからNASAの衛星写真自体が更新されている他、スポットも増えている。

上画像の表示のさせ方は、こちらからGoogle Earth KMZ Documentをダウンロードし、Google Earthで開くと関西の星見スポットが表示されるようになる。



光害の表示のさせ方は、Google Earthのレイヤにて、下記をチェックすると表示される。
「ギャラリー → NASA → 衛星画像 → Earth 街の明かり」



ちなみに関西以外の地域も下に並べてみた。やはり関東は明るい。そして名古屋周辺も明るい。やはり3大都市周辺は明るいのがよく分かる。

▼関東はやはりめちゃくちゃ明るい。星を見る環境とは遠い。



▼長野は宇宙県と言われるだけに、このあたりはやはり暗い。名古屋周辺は結構明るい。



▼四国、中国地方はいい感じ。



▼九州。



▼東北。



▼北海道。
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2017年11月26日

久々の神野山

先日7年ぶりぐらいにフォレストパーク神野山に星を見に行ってきた。学生の頃は月に何回も神野山に行ってたけど、就職してからははじめてだ。そしてC11を久しぶりに暗い星空の下に持って行った。

何も知らずに神野口ICから登っていくと、約1km手前で通行止めに。Σ(゚Д゚)



前の台風21号の影響で、土砂崩れによる通行止めらしい。
調べたら山添ICから北側に回って行くルートでは行けるらしいので、そっちから行った。

行ったら平日にも関わらずやっぱり他に見ている人がいて、人気ぶりさは健在のようだ。それどころか最近は星を見に来る一般客が多くなってきているとか。一方車のライトを付けて入ってくるので、写真を撮る人は別の所に行ってしまったとか。嬉しいことやら、悲しいことやら...。

久々にまともに見たC11はやっぱりいい。M42がまるで写真のよう。重たすぎるのが難点だけど、やっぱり重たいだけのことはある。隣にいた人が馬頭星雲見えるんちゃうか?とのことで導入してみたけど、さすがに見えなかった。

ついでに固定撮影でオリオン座も撮影した。
ノイズ処理が遅すぎて、設定した枚数の半分しか撮れなかったので、歯抜けな写真になってしまった。天体写真だとダークフレーム撮って処理するし、撮影ごとにノイズ処理する必要がないことを、帰ってきてから気がついた。カメラ買い替えてからあまり長時間撮影してなかったので、次回は設定を間違えずに撮影したい。



▼通行止め情報は神野山のブログで。
http://fpkonoyama.blogspot.jp/
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