2017年03月04日

大阪赤レンガのクラシックカー

最近知ったけど、大阪にも築港に赤レンガがあったらしい。大正時代に住友倉庫として建設され、現在はクラシックカーのミュージアムとして2015年にオープンしたらしい。で行ってきた。

その名もGLION MUSEUM。倉庫内は当時のレンガをそのままに今風にリノベーションされ、大阪にいることを忘れさせてしまうほど良い大人の空間だ。中には1905年式のエンジン車をはじめ、100台ほどクラシックカーが並んでいる。1台見ただけでも貴重な車が、100台も並んでいるのは圧巻だ。しかもどれも実際に今でも走り、そして販売もしているらしい。

東京にもなかなかこの規模は珍しいだろう。接客も一流ホテル並に上品だ。レストランやカフェも併設されているし、関西の車好きはぜひ足を運んでみたい。



▼当時の倉庫をそのままに利用している。下に禁煙の文字も。「たばこのむな」の注意書きや、消火バケツ入れも残っており、当時の雰囲気が残る。




▼あたかもそのへんに路駐しているかのように、各所に車が置かれている。さりげなくて自然だけど、このハコスカは2千万円で売られている。




▼ミュージアムに入ってすぐに20年台もんの車が。車だけでなく、その周辺の小道具の演出もかなりいい。




▼T型フォード。ベルトコンベアーで大量生産され、日本にも数多く入ってきた車ではあるが、これだけ並ぶと圧巻だ。セダン、オープン、ピックアップ等、各モデルが並んでいる。






▼これが一番古いエンジン車。馬車にエンジン乗せただけの車。今でも走るらしい。ちなみに右に写っているのが、1800年台の馬車。



▼倉庫内は別の時間が流れているようで、めちゃくちゃ雰囲気がいい。





▼ロールス・ロイスもズラリ。


▼1935年式 BMW 315/4 Cabriolet. 今も昔もブレない、安定の直列6気筒エンジンとキドニーグリル。ちなみに国内1台のみらしい。



▼幻の名車と言われているトヨタ2000GTが2台も。


▼ハコスカもズラリ。





▼ベントレーも。ちなみにこの車はカーナビとレーダー探知機が付いてた。古くても前オーナーが実用的に使っていたのだろう。



▼GT-Rコーナー。


▼初代フェアレディZ。


▼カフェのランチセット。
posted by ともや at 03:59| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月02日

空中庭園☆星空CLUB



いくやくの星空から、3月11日(土)の梅田スカイビル「空中庭園☆星空CLUB」に協力予定です。C11を持っていきます。
http://www.kuchu-teien.com/event/

私事ですが、大学卒業以降約6年間関東にいましたが、2月に大阪に戻ってきました。転勤族ではC11を持って行けずに大阪に置いたままでしたが、今後はC11での観望会もぼちぼちやろうかと思っています。

ちなみに先日の2月19日(日)に、学生以来ぶりに我々が主催で街角観望会を行いました。安定の住吉公園(南海本線住吉大社駅前)です。日曜日だったからか全然お客さんが来ませんでしたが、学生時代の記憶が蘇ったひとときでした。

ということで、11日にお時間ある方は、ぜひ梅田スカイビルまでお越しください!


posted by ともや at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望会

2017年03月01日

ブログ復活!

プロパイダの解約で、ブログ「気ままに語る星物語」が消滅したので、新たに作り直しました。今回はStar Starsのサーバー内にブログシステムを構築し「Star Stars ブログ」と称しました。更新頻度は相変わらず低いと思いますが、気ままにやっていきます。

また、Star Starsもリニューアルオープンしました。以前のダサいデザインから一新し、シックなデザインに変えました。他に天体写真館のページ等も新設しているので、ぜひご覧ください。

なお、HP、ブログ共にバグがあればぜひ教えてください。
ブログのコメントは、私が認証後に掲載となりますので、リアルタイムには反映されません。

では今後もよろしくお願いします。

posted by ともや at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

2012年05月22日

金環日食

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日本人口の大半の地域で見られた金環日食。マスコミでも随分話題になり、本屋では日食グラスが沢山並び、コンビニでも売っているほどの人気ぶりだ。これほど世の人々を惹きつけたのは、大出現すると言われたあのしし座流星群以降ではないだろうか。金環日食とか出かけない限りそうそう見れないし、私も金環日食ははじめてだったので貴重な経験ができた。

今回の金環日食は寮の駐車場から見た。どこか視界の開けているところへ行こうかと思っていたけど、すぐ隣の畑の方角だったので、十分ここからで問題なかった。今回は2009年の日食の時に揃えた日食グラスやバーダープラネタリウムのアストロソーラーフィルターを準備した。前回の日食はいろいろ準備したものの、まんま必修のテスト真っ最中で日食もクソもなかったので、日食自体も相当久しぶりだった(多分小学校以来!?)。

いざ日食を迎えると、まわりがどんどん暗くなって気温が下がっていくのが分かった。近所の人達も日食グラスで見ていた。あの人達も買っているんかーと、天文ファンとしてちょっと嬉しい気分になった。肝心の天気は天気予報の曇りの割には晴れていてよかったけど、ちょうど金環日食中に分厚い雲に入ったのはかなり残念だった。上の写真は雲を通してたまた撮影できた1枚だ。まぁ見れない地域も少なくないみたいなので、ここまで見れただけでも良かった方だろう。特に金環中は気温もかなり下がり、皆既日食は五感で楽しめるというのも分かった気がした。今回は金環だけど、皆既日食だともっと変化があって楽しめるのだろう。

なにはともあれ貴重なものを見れてよかった。それに天文ファンとして興味のないまわりの人に宣伝し、日食グラスをプレゼントできたこともよかった。これを機会に、天文に興味を持ってくれる人が1人でも多く生まれたら言う事はないと思うし、私も宇宙の神秘に改めて浸ったひとときだった。

ちなみにアップしているこれらの写真は、Canon EOS Kiss X4のズームレンズで撮影している。250mmなので全然ズームできてなくてトリミングしてるので、その点はご了承を....。


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▼ちょうど金環中に厚い雲が...。
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▼バーダープラネタリウムのアストロソーラーフィルター。
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▼星ナビの付録は切り取って全部日食グラスにした。
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posted by ともや at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 天体写真

2012年05月16日

日光にプチ旅行

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栃木県の日光にプチ旅行に行って来た。1日だけ仕事休みで、翌日18時から仕事の合間を縫ったタイトなスケジュールの旅行だったけど、久しぶりに自然や温泉を満喫できてとても充実した旅だった。東京に配属されたので、近場の日光は行った方がいいよと言われつつ、1年経ってようやく行けた。このへんの人たちは修学旅行や遠足で日光に行くのが定番らしく、行った時も小学生軍団がいっぱいいた。

車で行ったので美味しいところ取りをしようということで、
日光東照宮 → いろは坂 → 華厳の滝 → 中禅寺湖 → 竜頭の滝 → 戦場ヶ原 → 湯ノ湖
と、日光全体の主要な所を回った。

まず日光東照宮は、あまりの豪華さに驚いた。今まで寺とかはいろいろ巡って見てきたけど、ここまで細部まで作り込んでいるのは初めてだ。建物から塀に到るまで、どの部分も手抜きを全くしていない。当時どれだけ財力があったのかを思い知らされずにはいられない。世界的に有名になるのも納得だ。

だけど有名な「見猿聞か猿言わ猿」の三猿は、メインの建物じゃなくてポツンと建っている神厩舎にあるのはちょっと拍子抜けた。場所を聞かなければどこにあるのか全然分からない。しかも猿も何パターンもあって、なんでこの猿だけが有名になったんだろう。

いろは坂はバスの運転手が最も嫌がる道らしいけど、BMWで走るにはこの上なく楽しい道だった。ずっとMTモードで、飛ばしてくださいと言わんばかりのカーブが続いている。BMWの「駆け抜ける歓び」を堪能できた道だった。

高さ97mの華厳の滝は、水の量が通常の9倍ほどまで増えていて、かなり珍しい状態だったらしい。お陰で水しぶきがすごく、滝というより完全にアトラクションになっていた。水しぶきと寒さがあいまって、他の客は耐え切れずにそそくさと帰っていった。こっちはまあまあ撮影したてたけど、レンズを拭いてすぐに撮影、また拭いて撮影の状態だった。売店の絵葉書には、水がちょろちょろ流れていて平和そうだ(実際はそんなちょろちょろではないはずやけど)。滝であんなに盛り上がったのは、後にも先にもそんなにないだろう。

竜頭の滝は有名なわりにそんな店があるわけでもなく、普通に気づかずに通りすぎてしまった。ここの滝は傾斜の緩やかな滝で、200mに渡って続いている。上から真下に落ちる滝とは違って、これが滝なんかいと思ったけど、遠くから全体的に見るとまあ滝なのだろう。最後の方は2手に別れて滝壺に落ち、それが竜の頭に見えることからこう呼ばれるらしい。

行ってから知ったけど、泊まったホテルの湯元は、標高が1,600mを超えている。おかげで到着した時点で気温が8度。出発する時、東京は半袖で過ごせそうなほど暖かかったので、いらないだろうけど一応と思って持っていった上着でも寒かった。いろは坂を超えると一気に標高が高くなるので、一気に寒くなった。

湯元は車から降りた瞬間街全体が硫黄臭漂う。泊まったホテルはすぐ裏が源泉で、まさに源泉そのもの。温度も時間や季節でバラつきがあるらしく、濁っていて、湯波みたいなのがプカプカ浮かんでいた。久しぶりにこれぞ温泉という温泉に入った。日光と言えば温泉のイメージがあるが、源泉なのは湯元くらいらしい。それより下に降りると、源泉にお湯を足したり、車で運んできて入れたりしてるらしい。翌日に日光市街の温泉に入ったが、源泉なのは数少ない。しかもそこは硫黄臭は全くせず、お湯も透明であんまり温泉という感じがしなかった。やっぱり日光で温泉に入るなら湯元だろう。

2日目は余韻に浸る間もなく仕事で帰ってきたので、もうちょっとゆっくりしたかった。けど久しぶりにちょっとだけだけどゆっくりできて楽しかった。学生の頃は旅行や合宿であちこち行ってたのでそこまで思わなかったけど、久しぶりに行くとやっぱり旅行は良いものだと思う。



▼日光東照宮の陽明門。
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▼二天門。
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▼壁にも粧飾がいっぱい。
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▼日光山輪王寺。大修理中。
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▼五重塔。
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▼見猿聞か猿言わ猿。
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▼他にも猿がいろいろ。
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▼あちこちに燈篭がいっぱい。
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▼神橋。
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▼華厳の滝。エレベーターで下って滝壺から見た様子。
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▼華厳の滝。上から見た様子。
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▼竜頭の滝。
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▼中禅寺湖。奥の山にはまだ雪が残っている。
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▼男体山。この山の爆発で溶岩が川をせき止めてできたのが中禅寺湖らしい。
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▼戦場ヶ原。
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posted by ともや at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

2012年05月05日

天文研究会顧問の退職慰労会

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4月28日に、大学の天文研究会の顧問の退職慰労会に出席してきた。天文研究会を設立してから今年で30年。長く顧問を務めてこられたが、今年3月で定年退職を迎えた。会は大阪のホテルで行われ、結婚式のように粛々と行われた。私は24期生で、初代の年代は1世代も違う。参加者は100人を超え、どれほど多くの人が顧問のお世話になったのかを痛感した。

この慰労会の参加者は天文研究会だけだけど、来賓に大阪市立科学館の館長も来ていた。来賓挨拶では、昔近大で日本天文学会年会が行われた時のことを話していた。大阪でやるからお祭り騒ぎでやろうということで、図書館の協力のもとニュートンやケプラーの当時の本物の本を用意したらしい。けど天文学者ばかりなので、それにはあまり興味を示さなかったとか。それより、懇親会で近大の養殖マグロが出た時、マグロに群がっている天文学者の方が印象的だった。といったエピソードは面白かった。

また顧問や1期生からは天文研究会の歴史の説明があり、はじめの方は入部者が少なくて廃部の危機もあった等々、いろいろ苦労もあったらしい。さすがに世代が違うと過去の歴史まで知らないので、今回そういった話を聞けたのは貴重だった。以前顧問から1期生は今でも仲が良いと聞いたことがあったが、顧問と談笑している様子を見て本当に今でも仲がよいんだなと思った。

今まで天文であちこち行っても、大学名を言うと必ずと言っていいほど顧問の名前が出てくる。本当に有名な人なんやなーとずっと思ってた。だけどお酒が好きで、いつも学生と談笑している様子からは、お偉いさんのお固いイメージは微塵も感じなかった。

天文研究会という思い出の環境を作って頂いた事に感謝すると共に、ご退職おめでとうございます。m(_ _)m



上写真:鏡開きの様子。


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▼鏡開き後に飲んだ盃。近大のロゴ入り。お土産にもらえた。
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posted by ともや at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文研究会

2012年04月20日

2代目のマイカーはBMW

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4月10日にマイカーが納車された。学生時代に乗っていたアコードワゴンに続く2代目だ。車は「BMW E90 323i エナジーコンプリートカー」だ。色はスパークリンググラファイト。黒とグレーの間の色で、光の当たり方によってグレーにも黒にも見える、見た目の変わる色だ。候補の車はトヨタの86とBMWのどっちにしようか迷ったけど、いろいろ考えてBMWのほうにした。早速あちこちでかけたけど、国産車とは違う走りに驚くとともに楽しんでいる。当分走りに弄りに熱が冷めなさそうだ。

BMWを買うにあたり、関東の店も何件か回った。安い外車の中古を買って故障だらけ・・・なんて話をよく聞くので、どこも雑誌で紹介されているような有名なBMW専門店ばかりを選んで行った。まぁディーラーで買っても29万円やったから結局故障だらけ・・・ってことはあのアコードワゴンで重々承知してるので、今回はちょっと学習して車を選んだ。

いろいろな店を回って思ったことは、国産車と違ってBMWは店員さんも熱烈なファンであるということ。そもそも万人受けするトヨタやフォードのような作り方をしていないので、熱烈なファンがつきやすいのだろう。どの店員さんもBMWの良さを語る、語る、語る。で、いろいろ回った末、最終的に大阪の松原市にある店に決まった。大阪だからという理由もあるけど、単純にここのが良かったからだ。

ここは状態の良いディーラー車をベースに、全て国産の自社ブランドの新品のパーツでドレスアップやチューニングを施し、コンプリートカーとして販売している。それらのパーツを全部合わせると100万円を超える。さらに工賃を含めると200万円を超える。これらが原価同然の値段で取り付けられているらしいから、もうお買い得もいいところ。世界に1台だけの車が欲しいとか、自分で一から弄る楽しみは薄れるが、完成度の高いものが安く買えるのがGoodだ。例えば4本出しのマフラーの形状に合わせて、エアロを専用設計しているという具合だ。これをワンオフで作ると、それだけでウン十万円するだろう。基本は完成しているので、後は細かいところをイジっていこうと思っている。

この店は雑誌にも度々紹介されていて、かなり評判も良いようだ。HPで車を見て、現車確認をせずに購入する人もいるほどだ。実際に店に行ってみると、どの車も新車のように状態がよいことに驚いた。エクステリアは磨けばいくらでもキレイになるけど、車内の使用感はそんなに簡単には消せない。ところが低走行車しか扱っていないのもあってか、どれもキレイな状態だった。中古車というと、ある程度汚れたり傷んでいるのを承知で買うもので、その程度を現車確認して買うものだと思うけど、その必要がないと思うほど良いベース車のみを寄っているようだ。

それを見た私は、後日欲しい車の条件と予算を言って注文することにした。東京から大阪に戻るのもあれなので、現車確認なしで注文することにした。それで探してもらったのだけど、やはり寄っているからかなかなか車が見つからない。見つかっても状態が良すぎて、オークションで競りが殺到して落とせずとかで。それに元々注文してた予算も条件から言うと低めで、やろうと思っていたオールペイントもできない予算だった。ちなみにその時に希望してたモデルは、E46のモデル末期だった。

しばらく連絡がなかったころに電話がかかってきて、やはり苦戦していますと言いながら、希望とは違うけど3年前に販売したE90の下取り車が入ってきたとのこと。モデルは希望にマッチしないけど、それ以外は希望の条件にかなり近い。下取り車なのでパーツは全て中古になってしまうけど、予算的にE46しか買えないと思ってたのに、これだとE90が予算内に収まる。46しか考えてなかったねんなーと思いながらもiPadでHPを見てみると・・・いやー、世の中いいことがあるもんですねー。あんなにビビッと来たのは久しぶり。気がついたらその場でその車を注文してた。なんだかんだであの値段で90はお買い得としか言いようが無い。コンプリートカーと言うだけでお得なのに、その中古でさらにお得。しかも飛び石が増えて1ヶ月前にエアロを新調したらしくて、中古でもエアロはほぼ新品だ。その後、HPには30分で売約と紹介されていた。

実際この店で買ってみて、雑誌や口コミの評判通りかなりいい店だった。車の条件があーだのこーだの、仕事の都合で納車を極限まで早めてくれだの、いろいろうるさいことを言ったけど、うーんと唸りながらも出来るだけ努力しますと言って毎回希望に応じるよう努力して頂いた。納車時の説明も時間をかけて整備の説明等もめっちゃ丁寧で、ディーラーとも比較にならないほど親切丁寧だった。一概にディーラーの方が確実とは言うけれど、そうでなくてもいい所もやっぱりあるんやなーと思わずにはいられない。

納車してからはじめてのドライブは、2年ぶりの西はりま天文台。早速高速走行したけど、それはもう楽しいの一言。BMWでよく言われる「レールの上を走っている感覚」や6気筒の「シルクのような滑らかさ」が本当にその言葉通り。この「駆け抜ける歓び」は、国産車ではなかなか味わえないだろう。BMW乗りが国産車に乗り換えても、またBMWに戻ってくるという理由も納得だ。
車に全く興味がなくて軽を買ってしまうほどの母親も、BMWの良さをちょっと走っただけで実感できたようだ。普段助手席で早くブレーキを踏めとギャーギャー言ってくるのに、いつまでもアクセルを踏んでいたくなると言って踏み込むのには、ただただ驚いた。発進すればお〜と言い、コーナーを曲がればお〜と言う。車好きならまだしも、車に興味のない人をも唸らせるほどBMWは魅力のある車だと思う。これはもう運転して体感しないと分からないだろう。

帰りに東京まで運転して帰ったけど、安定して走行できるので疲れ知らずだ。ボディサイズが大きいなら安定して当たり前だけど、このモデルは乗ってた現行ストリームより全長が5cm短い。このボディサイズであの安定した走りはすごいの一言。足の違いや、前後の重量バランスが50:50なのも大きな要因だろう。いずれにせよ、良い車だ。

今までの車選びは人を5人乗せた上で、望遠鏡とかの機材を乗せれることを想定して選んでいた。HR-Vからストリームに乗り換えた理由も、機材が乗らないからだった。学生の頃はみんなでワイワイ星を見に行くことが多かったからだ。しかし社会人になり、みんなでワイワイ出かけることもなくなった。なのでそこまで収納に拘る理由もなくなり、走りを求めてセダンを選ぶことにした。セカンドカーを持たずにこの手の車を買えるのは、今のうちか老後だろう。86が候補にあがったのもそういう理由だ。

BMWを購入すると言うと、そんな燃費の悪い車を・・・と言われるけど、実際はどうだろうか?市街地では排気量相当だけど、高速走行ではバンバン飛ばしてもリッター12kmをキープしている。アウトバーンの走りに設計しているのもあると思うけど、私の運転では1800ccの現行ストリームより、2500ccのBMWの方が高速では燃費が良い。大阪ー東京間を給油なしで走行できるどころか、まだ4分の1ほどガソリンが残っている。国産車の下手なうたい文句のエコカーよりよっぽど低燃費だ。車は何に乗るかではなく、どう乗るか、とは言ったもんだ。(そう言えばTopGearでも、サーキット走行すればプリウスよりBMW M3の方が燃費が良いとやってた。)

BMWの良さは走ってすぐに分かったけど、本当の意味での良さが分かるにはまだまだ時間がかかるだろう。国産車と違ってドイツ車は頑丈に作られているので、末永く乗れるはずだ。せっかくいい車を買ったから、今からさらに10年間は大切にメンテナンスしながら乗り続けようと思っている。若くしていい車を・・・とか言わせないように、お値段以上に価値のある愛車にしようと思っている。


ここで買った。
▼Garage EVE.RYN【BMW専門店】
http://www.everyn.com/



▼フロント
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▼リア
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▼LEDクリアテール。高輝度LEDナンバー。
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▼マフラーは4本出し。ブォ〜ンと重低音が響く、心地良いサウンド。
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▼ライトらへん。無点灯。
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▼ホワイトのイカリング。下のライトの外側は、HIDフォグランプ。内側はエンジンと連動の高輝度SMDデイライト。全部社外品。
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▼インテリア。純正ウッド。
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▼足回り。ダウンサス。エブリンオリジナルの19インチアルミホイール。本当は各色無料で選べるけど、中古なのでこの色。単品では4本で30万円。2ピースであれば本来は差額の10万円の追加料金。
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▼エンジン。F1でも使われている、アルミより軽いマグネシムカバー。
形式:N52B25A
排気量:2500cc
種類:直列6気筒DOHC
出力:177ps/5800rpm
トルク:23.5kg・m/3500〜5000rpm
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▼おまけ。
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▼最新号の「D-Style Vol.4」にも紹介されている。これの色違い。
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BMW物語―「駆けぬける歓び」を極めたドライビング・カンパニーの軌跡
アスペクト
デイビッド キーリー

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posted by ともや at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) |