2011年04月15日

東京に来て

東京に引っ越して早くも2週間が過ぎた。震災で計画停電や物流などで引越し自体が困難で、最悪勤務地の変更もありえると言われたが、なんとか問題なく引越しし、東京での生活がはじまった。関西の人は関西から出たくない人が多いと言われるだけあって、私もその1人。就活も大阪で説明会のある企業以外は、興味があってもエントリーすらしなかった。ところがどっこい、まさかの東京勤務になったのだ。

けど若いうちにいろいろ経験しておいた方がいいし、下手に地方(失礼)よりも都会の方がいいので、まぁ東京でよかったのだろう。東京と言っても都心からかなり離れた田舎だけど、都心まで1時間程度。休みの間にいろいろ出かけている。



▼国立科学博物館。
広いとは聞いていたけど、想像以上の広さと充実さで駆け足で回っても半分程度しか見れなかった。年間パスポートを買って、何日かかけて見回るのがよさそう。
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▼多摩六都科学館。
ここのプラネタリウムは、ドーム径27.5mで大阪市立科学館より大きい。駅から離れた住宅街にある割には、駐車料金700円も取られるのがあまり納得いかないが、展示もそこそこ充実していていい感じの施設だ。
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▼東大和市郷土博物館。
プラネタリウムは90席と大きくないものの、大人1人200円はうれしい。「HAYABUSA BACK TO THE EARTH 帰還バージョン」を見た。以前見たのははやぶさの帰還前だったので、最後の方がちょっと違ってた。プラネタリウムの方は、オート解説だったので、うーんな感じだった。写真は逆光で見にくいのはご了承を。
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▼多摩湖の取水塔。
大正時代に建設したもので、日本一美しい取水塔と言われてるらしい。
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▼上野公園の桜。
満開の桜。花見自粛の看板をものともせず、昼間から隙間がないほど花見で盛り上がっていた。ここで花見をしてみたい。
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▼桜の木で昼寝する猫@上野公園。
周辺でカメラを構える人だかりがいたので、またアイドル系の変な人でもいるのかなと白い目で見ていたら、猫だった。笑。
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▼上野公園から見たスカイツリー。
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posted by ともや at 02:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 未分類

2011年03月19日

ようやく大学卒業

いろいろあって長かったけど、ようやく大学を卒業できた。今振り返れば、本当にいろいろな思い出の詰まった学生生活だった。
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ちなみに卒研は、自作の口径1m電波望遠鏡で、銀河系の21cm線の観測を行った。最後の最後までデータが取れずに半ば諦めかけていたけど、なんとか21cm線を受信することができた。みさと天文台の8m電波望遠鏡でも同じく観測をさせてもらい、いろいろと貴重な経験ができた。
(下写真:左がみさと天文台8m、右下が自作1m電波望遠鏡。比較観測の様子。)
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4月からは東京で社会人の予定。物理どころか理系とも関係のない業種やけど、アマチュアとしては機会があれば活動していきたいと思っている。
posted by ともや at 23:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 天文

2011年01月29日

C11を分解清掃

C11を分解清掃した。分解したのは補正板と副鏡。補正板の内側を清掃したかったからだ。シュミカセは内側が密閉してるので汚れてはないが、カビっぽいのがあって、それをキレイにしたかった。分解するのは怖かったけど自分でやってみた。シュミカセは補正板の清掃せよ、分解にせよ、ググッたらいろん情報や意見が出てきてどれが正しいのか全然分からない。それならもう自分でやって試行錯誤してみようと思った。

まず補正板の清掃だけど、以前一般に市販されている大手メーカーのレンズクリーナーで清掃した。するとなんかヘンなムラがいっぱい付着し、取り除くのに相当やっかいだった。それからいろいろ調べてみた。外国製品の超高級なクリーナーや、無水エタノール、余計なものは使わずに水だけで清掃、取り外してシャワーで丸ごと水洗い、業者に依頼などなど。中には車用の油膜取りでやってる方も。さて、あなたならどれにする?? さすがに分からなくなってきたので、直接詳しい人に質問して聞いてみた。けど、やっぱり人によって言うことがバラバラだ。どーせーっちゅーねん。

ちなみに一般的なレンズクリーナーで付着したムラは、水で清掃した。そして今回は無水エタノールで清掃した。本当は無水エタノールとジエチルエーテルを混ぜたものがいいらしい。けどジエチルエーテルは危険品で入手が困難だし、取り扱いが危険なため、私は無水エタノールだけにした。これはそのへんの薬局で売っている。無水エタノールは汚れも取れるし、拭き方のコツを覚えるといい感じに拭けた。まぁ拭けば拭くほど細かいキズがついてコントラストが下がるし、本当は拭かないのが一番よいのだが。

続いて分解だ。分解の問題点としては、メーカー保証が危うくなること。さらに光軸がズレ、見え味が悪くなってしまうなどの問題がある。そのため分解してはいけないと言う人はかなり多い。けどググると、分解清掃してる人が複数ヒットする。このあたりもハテナだろう。まぁメーカーに聞いても、自分でバラすなと言われそうな気がする。

そこで実際に分解清掃されている方に質問してみた。副鏡の光軸調整だけではカバーできない光軸のズレはないかと。すると、率直に分かりませんとの回答を頂いた。感覚的には副鏡だけの調整でカバーできていてるそうだ。でも中には普段から副鏡の光軸調節だけでなく、補正板の調整もしている方もいるらしい。こだわる方は、相当こだわるようだ。

実際に清掃が終わってから光軸調整をしてみたけど、副鏡の調整だけでやはり観望中心の私には問題ないと思われる。分解する時に元通り組み立てられるように、マジックで印を付けておくとよいだろう。と言うことで、無事に清掃が終わってめでたし、めでたし。



▼取り外した補正板と副鏡。この2つは引っ付いていてバラせない。
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▼ネジを外して前面のリングを外した様子。
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▼補正板を外した状態。
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posted by ともや at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材

2011年01月23日

ALMAのサイエンスカフェ

自身2回目のサイエンスカフェに行って来た。主催は大阪府立大学で、開催場所は堺市役所展望ロビーの喫茶コーナーだった。テーマは「世界の果てから、宇宙をあばく 〜究極の電波望遠鏡:ALMA、まもなく始動!〜」。梅田スカイビルの観望会でお世話になっている方からの紹介で(その方が府立大の方やけど)、一部知った顔ぶれが参加されていた。

ALMAの話も楽しかったけど、私は実際にチリのアタカマ砂漠で観測や生活をする、裏話を聞けたことが一番面白かった。そこに行くまでに1日半かかることや、そこの何もない景色、貧素なホテル、現地での食事や観測の苦労話などなど。現場の人しか知りえないような話を聞くことができた。現地の生活は、まるでウルルン滞在記のようだ。

富士山を軽く超える標高5,000mは過酷だと思うけど、実際は想像以上に大変なようだ。酸素が薄いので歩くだけ息切れし、寝ると呼吸困難になるので寝てはダメだらしい。さらに満腹になるまで食べると、消化するために体内の酸素が使われるので、満腹食べてはダメらしい。まさに体力勝負。天文ファンがちょっとそこらの山に登るのとは、全くかけ離れた世界のようだ。天文学者も命がけで仕事をしているようだ。

プレゼンと言えば、普通は手元にスライドを印刷したのが用意されているが、今回のはなんとiPadだった。1人1台用意されていた。その中にプレゼンが入っていて、手元の資料として見ることができる。かなりハイテクだった。一方で資料のお持ち帰りができない難点もあるだろうけど、これからの時代はこういったのもデフォルトになってくるのだろう。

帰りの電車の中では、アタカマ砂漠に現場指導に行ったこともあるH公団のHさんと一緒に帰った。アタカマ砂漠はすばる望遠鏡のあるマウナケア山より過酷らしい。けどシーイングは最高で、光学望遠鏡で倍率5、600倍で土星を見ても、ピタッと止まって見えるらしい。大変な環境だけど、それを見るだけでも行く価値がある場所らしい。東京大学があそこに大口径光学望遠鏡の建設を予定してるらしいので、それも今後期待だろう。

ALMAが完全始動するのは2013年ともう間近。天文学のさらなる発展に、ますます目が離せない!!


▼アルマ望遠鏡 国立天文台
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/

▼第6回サイエンス・コミュニケーションカフェ「世界の果てから、宇宙をあばく〜究極の電波望遠鏡:ALMA、間もなく始動!〜」|大阪府立大学
http://www.osakafu-u.ac.jp/extension/evt3335.html


▼サイエンスカフェの様子。ゲストスピーカーは左に座っている方。
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▼iPadに表示されているプレゼン。天井の写り込みはご了承を。
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▼テーブルの様子。
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posted by ともや at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文

2011年01月17日

天文部OBに求めること

大学の天文研究会を引退してから、早くも2年の月日が経った。現役時代はアホらしい運営の仕方に散々ツッコみを入れてきたが、引退してからはそんなネタもなくなり、ある意味で平和になった。そう思っていたが、そうは問屋が卸さないとでも言えばいいのだろうか。1年ぶりの天文研究会ネタは、天文研究会のOBに求めることだ。

現役を引退し、卒業しても、OBらはみんなで集まる機会は多い。ただでさえ天文に興味がなくお遊び中心だった部は、引退してから集まった飲み会でも、天文の話題が出たことはほとんどない。にも関わらず「天文」という単語だけはやたらと出てくる。まぁ天文の話題が出なくても、みんなで集まれるほどの関係ならいいんかなと、ポジティブに捉えていた。

だが!しかし!この人たちは自分らが引退したら関係ないとでも言わんばかりに、天文現象や天文イベント(勉強会や観望会等)のある日に飲み会を企画する。同期だけが集まるだけでなく、後輩の現役の代と一緒に飲むこともある。けど、そういった日に入れることもあった。もちろん私も含め、その時の飲み会を欠席した人は他にもいる。逆に、天文を諦めて飲み会に参加した人もいる。

みんな仕事や就活や卒論とかでいろいろ忙しいと思うが、私が知る限りではそういった問題ではない。そもそも天文現象の存在自体把握してなかったり、例えそれらがあっても、自分らの予定を優先させて決行したりするのだ。指摘しても「まぁいいやん」とか反省の色も見えず、もうツッコミを入れる気さえしない。みんなで「天文を楽しむ」という、天文研究会本来の趣旨から外れ、完全にお遊びになっている。この点は、現役時代からさらに酷いものになっている。

これはあくまで私の大学の私と近い代の話であり、他の大学や代はどうかは知らない。少なくとも今の現役の世代には、そのようなOBには絶対になって欲しくないと思う。
posted by ともや at 02:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 天文研究会

2011年01月06日

カビ対策に防湿庫を購入

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防湿庫を買った。知る人には聞いてビックリかもしれないが、小学生の頃から望遠鏡や一眼レフを所有してたものの、今まで防湿庫は持っていなかった。使った後は乾燥させてるし、カビが生えたこともないし、乾燥剤で大丈夫やろうと思ってた。けど、気がつけば意外と光学製品が溜まっていて、そろそろ防湿庫が必要かなと思ってきた。カビが生えたら清掃代に防湿庫以上の額がポ〜ンと飛んでいくし、整理棚代とかも考えれば、高い買い物ではない事に今更気付いたのだ。

防湿庫とはなんぞやいう人にと分かりやすく言うと、湿気を吸いとり、かと言って吸いすぎず、ちょーどいい感じに吸い取る保管庫のこと。具体的に湿度40%前後に保つ。カビが発生しにくく、かつグリスなどが蒸発して痛まない湿度を維持するのだ。レンズはカビが生えやすく、1度生えてしまうと難儀。お風呂のカビと一緒で根をはり、自分で清掃することができず、業者に依頼する必要がある。清掃してもちょっとでも根が残ってると、またそこから増殖する。さらにカビはレンズを食べるので、レンズが削れてしまう厄介者。もちろん光学性能に影響を与えるのは言うまでもない。

それで購入したのが「東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 55L ED-55CDB」。他のメーカーでは、HAKUBAやトーリ・ハンなんかもあるけど、ググった感じ東洋リビングが人気そうなのでこれにした。よく似たタイプではHAKUBAの方が安かったけど、棚の引き出し式や光触媒機能など、細かい所で東洋リビングの方がいいなと思った(あくまで個人的感想)。この製品は10年以上使う事を想定しているらしく、メーカー無料保証も5年とかなり長期。ずっと使い続けられることを思えば、購入時の多少の出費は後々の為だと思った。

気になる電気代だけど、消費電力は1.9W/hらしい。1日1円程度と経済的。乾燥剤であってもしょっちゅうレンジでチンする必要があるので、電気代は無視できない。手間や安心も考えると、気にするレベルではないだろう。また容量のラインナップも多数あり、どれにしようか迷ったけど55リットルにした。多少大きくてもそこまで値段が変わらないし。ググッた感じ、もっと大きいのを買っとけばよかったとかチラホラ見かけた。容量が大きくても電気代は同じみたいなので、例えば5年使うことを想定し、その頃にはどれほど入れる機材が増えているのか?なんてことを考えて購入した方がよいかもしれない。あるいはこれ以上機材を購入しないように、わざと小さいのを購入する手も!? ちなみに私が買ったのは3階建てだけど、オプションで引き出しを増やして4階建て以上にすることもできる。

いざカメラを並べてみると陳列棚としてもいいし、こうやって見るとカッコイイ。ニヤニヤしながら楽しむのも、それはそれでまたよろしい。


▼空っぽの状態。
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▼背面。
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▼一番上の段はレンズ置き。これで7本入っている。
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▼中段はカメラ3台と、500mの望遠レンズとか。
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▼一番下は望遠鏡のコーナー。アイピースとかファインダーとか。このへんはケースを使うなり、もうちょっと工夫する予定。
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▼スイッチや除湿する部分。動作音は無音だ。
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▼アジャスターはガタつかないように調整可能。
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東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 55L ED-55CDB
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2011年01月01日

デジイチで天体写真を撮ってみた

先日購入したばかりのデジタル一眼Canon EOS Kiss X4で、天体写真を撮影した。Twitterにはすでアップしたものの、正直わざわざブログにまでアップするほどの出来ではないと思う。しかし、始めてでもここまで撮れてしまうので公開しようと思う。

撮影した場所は「和泉葛城山」。岸和田市と紀の川市の県境だ。標高は800mを超えているものの、大阪と和歌山に挟まれて空はかなり明るい。しかし自宅(泉州)からのアクセスがよく、わずか1時間足らずで行けるのが魅力で、プチ遠征には最適な場所だ。星野写真には不向きな環境を重々承知していたが、試し撮りに行った。逆に、身近な環境でもここまで手軽に撮れてしまうのが分かると思う。

カメラはKiss X4と、付属のズームレンズ。レリーズは昔Canonのコンデジに付いてたリモコンで、セルフタイマーでも問題ないレベル。何の変哲もないエントリーモデルそのものだ。この環境で撮ったのが下の写真。

見てもらうと分かると思うが、ISO1600 30秒以上すると、バックグラウンドが白くなってしまう。それだけ空が明るい。本当ならもっと露出して星がバ〜っと写ってるのを期待したいが、それはもっと暗い所に行ってからのお楽しみにしよう。しかしISO1600 20秒でも、これだけ星が写っている。銀塩(フィルム)の時代では考えられないほどの写り具合だ。

今まで銀塩ではかなりの枚数の天体写真を撮影してきたが、それとは違う点が多々ある。今時デジタルが当たり前で、何を今更デジタル一眼の話を・・・・とツッコまれそうだけど、気にせずに言ってしまおう。まず暗闇でファインダーを覗いても、構図がほとんど見えず、結構適当に合わせるしかなかった。でもデジタルなら、適当に10秒とかで2、3枚試し撮りして、構図をバシッと決めることができる。別にスナップ写真ではデジカメの撮り直しは当たり前の話だけど、改めてすごいと思った。

他にもいろいろあるけど、その場で結果を見返せる点は大きい。スナップ写真のオート撮影とは違い、ISOや露出等を多段階にして撮影する天体写真では、その場で見れるメリットはかなり大きいと思う。銀塩の時代はいっぱい撮影して、消去法でいい1枚を選ぶ(自分だけ?)の、あの虚しい感覚がない。結果をわくわくしながら見る楽しみはかなり薄れるが、デジタルの方が心臓や経済的にはやさしいだろう。

今は寒くて ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル なので、もうちょっと暖かくなってから他の暗い場所に行って、ちゃんと撮影してみようと思う。( ´ ▽ ` )ノ


※画像容量を小さくしてるので多少荒いです。

▼オリオン座
Canon EOS Kiss X4
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS→18mm F3.5
ISO1600
20秒
Canon Digital Photo Professional
和泉葛城山
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▼冬の大三角
Canon EOS Kiss X4
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS→18mm F3.5
ISO1600
20秒
Canon Digital Photo Professional
和泉葛城山
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▼ISO3200 20秒なら、元はこんな明るさ
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posted by ともや at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 天体写真